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2023.07.13
そんぽの家 十番町 気づきノートへの想い
左から西澤さん(上席ホーム長)・小林さん(ケアマネジャー)・正次さん(副ホーム長)・伊藤さん(看護師)・森田さん(中部第2事業部長)
気づきノートへの想い
そんぽの家 十番町では2022年6月からスタッフ向けに『気づきノート』というノートを事務所内に設置しています。
スタッフが「ご入居者さまと接している中で、常に様子を観察し、普段と違う小さな変化にいち早く気づくこと」を大切しています。
日常的な業務に関する情報共有は介護記録システムなどを使用していますが、システム上に記録することではないことでも、ふと気づいたことや思ったことを、誰もが気づいたときにメモ程度でもパパっと書き込めるようにと、あえてアナログな『気づきノート』を設置しました。
記載内容は幅広く、スタッフの疑問や悩み、「こうした方が良いのでは」という意見や、スタッフ間の情報共有(例えばケア用品の使い勝手や格納場所)も。ふと思った些細なことでも書き留めておくと、「私もそう思っていた」という共感も表面化し、日々情報をアップデートしています。
そんぽの家 十番町の想い
日頃から課題と感じていることは、ご入居者さまお一人おひとりがホームの生活で何を望まれているのかを正確に把握することです。
どう生きたいか、最期はどのように迎えたいのか、ご家族の想いなども含めて、複雑に絡まった想いの糸を一本一本解きほぐし紡ぎあわせて、スタッフも皆、1つの方向を向くという難題を常に抱えています。
そんぽの家 十番町では、多職種スタッフが1つのチームとなり、『気づきノート』も活用しながら支えあうことで乗り越え、解決してきました。
ご入居者さまに寄り添い、諦めない姿勢を意識すること、そして職種を問わず皆で話し合い助け合うことで、ご入居者さまが楽しく生活を送り、ご納得のいく最期を迎えることができる。
それが、私たちが目指す介護だと、スタッフ一同思い描いています。
事例集への掲載
そして今回、そんぽの家 十番町における4つの取組みが、一般社団法人 全国介護付きホーム協会※の
『介護付きホームにおける看護職員を中心とした多職種連携による
医療ニーズのある入居者への対応事例集』に掲載されました。
4つのうちの1つが、『気づきノート』の活用です。
掲載された事例の詳細はこちらをご覧ください。
>>(行政情報)「介護付きホームにおける看護職員を中心とした多職種連携による医療ニーズのある入居者への対応事例集」について
【別添PDF】介護付きホームにおける看護職員を中心とした多職種連携による医療ニーズのある入居者への対応事例集
そんぽの家 十番町の掲載ページは事例4(p.20) 個別事例ケース7(p.44) 個別事例ケース9(p.48)
※一般社団法人 全国介護付きホーム協会 >>一般社団法人 全国介護付きホーム協会
特定施設事業者を代表し、介護報酬改定等における行政折衝を担い最新の制度の動向等を会員に伝える団体。当社も会員です。
『事例集原稿作成チーム』左から正次さん(副ホーム長)・伊藤さん(看護師)・小林さん(ケアマネジャー)
日頃の取り組みが高く評価され、そんぽの家 十番町が2022年度の社長賞に選ばれました。
皆さま、おめでとうございました!
そんぽの家 十番町の日々の様子はこちら>>ホームだより
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