連載
2022.06.03
『100歳リレー』~とうきび(トウモロコシ)と体操が好き~
ネクサスコート白石南郷 佐藤ヱミさま
「100歳リレー」では、全国のホームで100歳を迎えられたご入居者さまお一人おひとりにスポットをあて、日々のいきいきとされたご様子など「その方らしさ」をありのままにお伝えしていきます。
今回は、ネクサスコート白石南郷に入居されている、佐藤ヱミさまをご紹介します!
とうきび(トウモロコシ)で飢えをしのいだ戦時中
北海道は、新篠津(しんしのつ)ご出身の佐藤さま。
札幌市の北東に位置する新篠津村は、自然豊かな農村地帯で、お米の産地。「新篠津は本当に田舎よ」と笑います。結婚して札幌に出てくるまでは、ご家族と一緒に野菜を作っていたそうです。
戦時中は食べるものに不自由したそうですが、畑があったので、トウモロコシや夕顔、スイカなどを作って飢えをしのぐことができたといいます。
お米がなく大変ななか、なんとか食べ物を確保して過ごしたという、北海道新篠津村での貴重な経験談を伺うことができました。真剣な眼差しで、力強く語る佐藤さまが印象的です。
トウモロコシは今でも大好物。「北海道では“とうきび”というのよ」と教えてくださいました。
毎日の体操が、元気の秘訣
8月9日で101歳を迎える佐藤さま。元気でいらっしゃる秘訣の一つは、体操だそうです。「体操はなんでも好き。毎日やっているよ」。
ホームで実施している各種のレクリエーションにも、積極的に参加されています。
100歳のお祝いにご家族から贈られた手づくりの賞状。素敵ですね。
お話を伺ったのは5月中旬。「今の時期、北海道は野菜がとってもおいしいよ。アスパラとかね」と教えてくださいました。
おすすめの観光地は、定山渓(じょうざんけい)の温泉だそうです。定山渓は、札幌から車で1時間。ぜひ、行ってみたいですね!
名前の刺繍はお孫さんお手製です。
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