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連載
2025.03.14

WCAーWell-being Challenge Academy-Vol.5 最終報告<施設部門>

Well-being Challenge Academyは、2025年1月に、施設・在宅の選抜メンバーが1年間の取り組み成果を発表する最終報告会を実施しました。 (これまでの取り組みについてはこちらから⇒リンク

 最終報告会は、下記の日程にで開催されました。

施設部門:1月17日(金)品川本社、1月20日(月)関西オフィス

在宅部門:1月22日(水)品川本社

今回は、施設部門の最終報告会の様子をご紹介します!

WCA2024施設部門

WCA2024施設部門のメンバーは、全国の介護付きホーム・サービス付き高齢者向け住宅から16ホームが選抜され、『介護の仕事New3K』を具現化し浸透させることを目的に、下記の3つテーマで取り組んできました。

 

①「変えていく」テクノロジーとデータを活用した介護へ挑戦

②「価値ある」地域と繋がる価値の創造

③「感動できる」SOMPO流 ACP・プライベートサービスで人生に彩を添え、豊かさを実現

 

各ホーム長がテーマに沿ってそれぞれ自身で取り組むと共に、チームに分かれて取り組みを成果物にまとめ、最終報告会を行いました。4チーム、5つの成果物をメインにご紹介をさせていただきます!

 

チーム発表の様子と成果物をご紹介

■SOMPO流 ACPチーム 薬師寺聖子さん(そんぽの家万博公園)、石賀友美さん(そんぽの家東岡山)、計良幸城さん(そんぽの家S函館昭和)、平井隆一さん(そんぽの家S新横浜西)

SOMPO流 ACPチームは、夢結いのーとマニュアルを作成しました。ホームにおいて「夢結いのーと」の更なる活用を促し、ご利用者さまの価値観や生活歴、ご希望を尊重・共有することに役立てていきます。ACP(アドバンス・ケア・プランニング)の実践を促進し、人生の充実感や自己決定を支援するツールとして、どう活用するか。そして職員の働きがい向上にもつなげることを目指し、使用方法や具体的な活用事例を示すことで、より多くのホームで導入・定着を促進できるよう工夫しています。

 

■SOMPO流 子ども食堂チーム 原田美知子さん(名古屋さくら台訪問介護・定期巡回※旧所属そんぽの家S新瑞東)、西村章子さん(そんぽの家S壬生)、中川亮さん(ラヴィーレ越谷)、大川千春さん(そんぽの家S井荻)

SOMPO流 子ども食堂のレクリエーション事例集は、開催ホームの困りごとの1つとしてあげられた「イベントやレクリエーションのマンネリ化や素材切れ」に対して、全国のホーム・事業所から事例を収集し、分かりやすくまとめたものです。準備の負担軽減や多世代交流の促進、リピーター獲得を目的とし、カテゴリ別にそして視覚的にわかりやすく・やってみたくなるように工夫しています。また、ご利用者さまやスタッフの特技を活かしたレクリエーションなども紹介しています。

 

■データ活用 egakuチーム 戸田誠司さん(そんぽの家倉敷)、藪根眞和さん(そんぽの家兵庫柳原)、大澤堂賢司さん(そんぽの家城山)、加藤賢司さん(そんぽの家苗穂)

egakuチームでは、本格的な未来の介護の取り組みから2年が経過し、その実現と定着に向けた取り組みの一環として「egakuで実現できること」を作成しました。

ホームにおけるケアの質向上と業務の効率化を目的として、【各職種】がegakuを活用できることを企図し、管理者、ケアマネジャー、看護師、ケアコンダクターそれぞれの職種に応じた具体的な活用方法や事例を提示しています。是非各セクションでegakuに触れ、武器として使い倒してください。

 

■プライベートサービス チーム 袖澗識衣さん(ラヴィーレ南堀江)、安達和晃さん(そんぽの家S甲東園)、藤村真弘さん(そんぽの家S柏青葉台)、森本亮さん(そんぽの家南大泉)

2024年度WCA 施設において目標として取り組んだプライベートサービスの更なる拡大を踏まえ、職員への説明やご利用者さまへの案内の際に得た知見を整理し、スムーズで効果的な運用を支援することを目指して運用ガイドを作成しました。具体的な事例を交えながら、職員の説明方法やご利用者さま・ご家族さまへのアプローチ、サービスの提供体制の工夫を紹介し、各施設での実践を支援するためのガイドとして活用できる内容となっています​。

 

以上の成果物は、社内向けに社内ポータルのファイル管理に格納されています。

 

■プライベートサービス紹介動画の作成

 プライベートサービス紹介動画は、ご利用者さまのこれまでの歩み(生活歴)、日常の体験を通じた喜びなど、ご利用者さまの大切なものを大切にし続けることに対するスタッフの取り組み、「生きがい支援」の価値を伝えたいという想いで作成しました。

どうぞ、ご覧ください!

これまでの取り組み、成果物のご紹介、いかがでしたでしょうか。

最後には、卒業にあたって鷲見さんからメッセージとメンバー1人ひとりへ直筆メッセージが贈られました。

【鷲見さんからメッセージが贈られました】

このWCAは、「日本の介護を変える。そして日本の未来を創る。」の具現化と、スタッフの皆さんへの浸透。この大きな目標を掲げ、今年度はSOMPOウェルビーイングの推進に取り組んできました。

そして、介護の仕事NEW3Kを具現化していく取り組みとして3つのテーマにチャレンジしていただきました。この数か月間で、皆さんは本当に成長したと思います。

今取り組んでいる未来の介護がフェーズ1だとしたら、WCAでの活動はフェーズ2~3にまで進んでいます。また新たな扉を開いてくれたと思います。

本当にお疲れさまでした。そして本当によく頑張ったと思います。

 

1年間を振り返りつつ「」「覚悟」「チャレンジ」の大切さと共にWCAメンバーへの言葉が贈られました。

 

しかし、ホームでの取組みはこれで終わりではありません。

WCAで学んだことを活かし、さらに躍進していくことを全員で誓い、修了式を締めくくりました。

 

WCA2024の皆さん、本当にお疲れさまでした!ご卒業、おめでとうございます!!

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ABOUT USこの記事を書いた人

地域包括ケア推進部
地域包括ケア推進部企画課です。 子ども食堂やWCAなど、SOMPOケアならではの取り組みをご紹介していきます。