ホーム見学会やイベント集客につながる 簡単で見やすいチラシを作ろう!(1)
「ホーム見学に来てほしい」「イベントがあるので地域の方々にも参加してほしい」などポスターやチラシを作る機会があると思います。しかし、チラシはポストに数多く投函され、よく見ずに捨ててしまう人がほとんどです。せっかく作ったチラシなのにすぐゴミ箱行きなんて悲しいですよね。
では、「目に留まるチラシ」「集客に効果的なチラシ」を作るためには、なにが必要なのでしょうか。
チラシを作るとき1番始めにすることは、パソコンの前に座ることではありません。
以下のようなステップで制作を進めると、いままでとは一味違うチラシができると思います。
準備
1. 誰に伝えたいのか明確にする
2.チラシに載せる情報を書き出す
3.キャッチコピーを考える
4.簡単にレイアウトを作ってみる
5.写真やイラストを準備する
ここまでが準備。最も大切な部分です!
制作
6.チラシを制作する
7.出来上がったチラシに誤りがないかチェックする
8.チラシを印刷する
効果的なチラシを作るためには、1に準備2に準備と言われるほど、入念な下準備が必要です。内容を整理しないまま制作を開始すると、何を訴求したいのか、誰に向けたチラシなのか、わかりにくいものになってしまいます。このようなチラシを配布しても、集客効果は残念ながら見込めないのです。
準備で1番大切な、ステップ1の「誰に伝えたいのか明確にする」について解説します。
生活の中で、皆さんは無意識にたくさんの広告を目にしています。その中で「これは私の悩みを解決するものだ」あるいは「欲求を満たすものだ」という情報に見たり聞いたりしたとき、初めて広告は認識されます。
たとえば、介護付きホームの入居募集のチラシは、20代の目には留まらないかもしれないけれど、介護付きホームを探している高齢者の方やそのご家族の方は、なにか良い情報はないかとアンテナを張っているので、チラシを見てくれますよね。それが、伝えたい相手です。
ターゲットを決めたら、次はその方が何を求めているのか考えてみましょう。
「ペットと一緒に入居したい」「リハビリをがんばりたい」「認知症の相談がしたい」など、さらに具体的なことです。すべての人にとってメリットとなり得る「価格」などをメインに据えがちですが、チラシを見ている「お客さま」の悩みを解決できるようなチラシを作ることで、「これは自分に向けられたチラシだ」と目に留めてもらいやすくなります。
チラシを何枚配って、何人お客さまが来てくれたら大成功だと言われているかご存じでしょうか?
100人中1人、パーセンテージだと1%です。
そう考えると、ターゲットを絞ってチラシを制作する大切さがわかると思います。
不特定多数の人に向けて、チラシを作っていませんか?
多くの人に反応してもらうのではなく、他でもない「誰か」を明確にすることが重要なんです。
1人の誰かに想いを馳せながら作るチラシ・・・ロマンティックですね。
次回は、ステップ2「チラシに載せる情報を書き出す」について解説します。
集客できるチラシを作れるように一緒にがんばりましょう!!!