連載
2022.02.21
SOMPOケア ギャラリー
作品番号② 「カラフル!毛糸のチェアマット」
<作者紹介>
豊島区在住 Aさま(女性) 90歳
2020年4月頃から、足の動きが悪くなり歩行が難しく、ベッドの上で過ごすことが増えたAさま。在宅生活の継続を強く希望されており、当社の定期巡回サービスをご利用になっています。
最近は、「デイサービスに行く!」という目標を掲げ、訪問リハビリによる訓練に励まれています。今では見守り介助付きで、ご自身で立つことができるまでに回復されました。
そんなAさまの特技は編み物。
女学校時代、お母さまの見よう見まねで始めたのがきっかけで、誰かのために編んだ最初の作品は毛糸の手袋。
そして、今は亡き最愛のご主人にめぐり逢ってからは、ご主人に手編みのセーターやチョッキをプレゼントされていたそうです。
今回ご紹介するチェアマットは、秋ごろから制作を開始し、12月までになんと一気に9枚が完成!
仕上がりを綺麗にするためのポイントは編み目を揃えていくことで、丸いチェアマットは中心から外側に編んでいき、四角いチェアマットは下から上に編んでいくとのこと。とにかく編み方にこだわり、きれいに仕上げていくことに神経を使われたそうです。
そしてなんと!この素敵なデザインや色は、思いつくままに編んでいたとのことですよ!何色もの毛糸を組み合わせて編まれた複雑な柄は、本当に美しい!!の一言に尽きます。
Aさまの座右の銘は、「人間だけが向上心を持っている。死に向かって日々成長」。その手から編み出される次の素敵な作品が、今から待ち遠しいですね♪♪
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