【短期集中連載】特別企画「教えて!CXO!」第5回 小泉CCO
当社CXOの皆さんに、ご自身の役職や仕事に対する想い等について語っていただだく特別企画「教えて!CXO!」。
第5回は、CCO(Chief Culture Officer:最高カルチャー責任者)の小泉さんです。ぜひご覧ください!
Q1.「Chief Culture Officer(最高カルチャー責任者)」の役割を教えてください。
『未来の介護』の取組みを切り口に、企業文化の絶えまぬ改善向上活動を推進する最高責任者として、フロントとミドルが一体となった文化創出の推進に関する事項を所管しています。
Q2.「Chief Culture Officer(最高カルチャー責任者)」として、日常的にどのような仕事をされていますか?
『未来の介護』の取組みに関することです。
人材獲得の困難性が高まっていることで、人員不足に悩んでいるホーム・事業所が多くなっていると思いますが、現在より少ない人員で、ご利用者さまへのサービス品質を維持向上させたうえで、職員の業務負担を軽減する。
この3つを同時に実現するためのより良い方法を見出すことを日々、突き詰めています。
出張と、デスクでウェブ会議に参加されていることが多い小泉さん。
会議と会議の合間をぬって写真を撮らせていただきました!
Q3.これまでの経歴を簡単に教えてください!
2004年に旧メッセージ社に入社しました。
今では考えられないことですが、当時は新規開設が多く控えていたことで、新たな管理職をドンドン輩出しないといけない状況でしたので、入社翌月には管理職となり、1年半後には複数ホームを担当するSV職に就けました。本当に運が良かったです。
2018年度より勤務地が品川本社となり、睡眠測定センサーやSOMPOケアウィング、ほのぼの等のシステム導入責任者となったのちの2022年度より、現在の介護現場の業務改善を担当しています。
Q4.現在の仕事の「やりがい」と「大変なところ」は?
ご利用者さまより「SOMPOケアのサービスを受けることができて良かった」
スタッフより「SOMPOケアで働くことができて良かった」
この2つを聞けたときは、たまらなく嬉しいです。
ただ、逆を言われた経験があり、そのときには申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
自身が良いと思ったことを行っていても、判断するのは相手になりますので、相手を知る・寄り添うことの大切さを感じています。
Q5.SOMPOケアで思い出深い仕事は何でしょうか?
スタッフより退職希望があり面談。理由を聞いたところ、「この仕事(介護)は好きだけど、今の給与では先を考えると不安なので、違う仕事をします。」と告げられたことです。
当時、正社員でも時給計算で賞与ナシだったのですが、介護の仕事が好きな方が辞めて行くことを何とかしたいと強く感じました。
現場の処遇改善を継続して進めているSOMPOケア。非常に魅力を感じます。
Q6.仕事をするうえで心がけていることは何でしょうか?
正しいことを言うのではなく、正しい結果を出すことです。
例えば、新たな取組みを行うに際して管理職の方よりスタッフへ説明をしてもらいますが、結果としてホームや事業所によってスタッフの方の取組み目的の理解度にバラつきがあります。
理解度が低かったホームや事業所管理者に話を聞くと「説明はしたのですがね…」と正しいことを言われるのですが、説明を行う目的である「理解してもらう」の結果が出ていないことがあります。
よって、説明をしたという正しいことを言うではなく、理解してもらうという正しい結果を出すことを心がけています。
(もう一つの例)
スタッフの方に接遇を改善してもらおうとしたときに「ご利用者さまはお客さまであり、自分たちより年齢が上なのだから丁寧な接遇は当たり前だ」との正しいことを言っても、改善という正しい結果になるのかというと難しいのではないかと思っています。
Q7.これまでの社会人生活で「転機」と呼べる出来事はありましたか?
2016年度に「現在の延長線上に未来はない」という言葉を初めて聞いたときです。
今の介護のやり方が素晴らしくとも、人がいなくなってしまっては継続できない。人間尊重やQOL向上、自己決定の尊重は変えてはいけない。しかし、デジタルやテクノロジー活用に変えて行くといった、変えなくてはいけないものを変えないと未来はないというメッセージを聞いたときに、衝撃を受けたのを覚えています。
Q8.特技と趣味を教えてください!
当社でグループウェアとして活用されているガルーンに対する反応速度です。
仕事柄、携帯電話からもガルーン閲覧可能にしてもらっていますが、管理職となった2004年10月より19年間、1日もガルーンを開かなかった日はありません(働き方からの視点では良くないですが)。
もし、私が開いていない日があれば、かなりの体調不良と捉えてもらって問題ありません。
ライター注:お送りしたメッセージに対して、常にクイックレスポンス。感謝しております<(_ _)>
Q9.尊敬している人を教えてください!
大谷翔平選手です。
住まいが会社から近いため、第一打席を見てから出社できることが多いのですが、ホームランを打ってくれた日にはとても幸せな気持ちで家を出ることができます。
また、他社の方とオンラインミーティングを行っているとき、相手はぼかしを入れていましたが、背景にエンジェルス戦が映っていたのを気付いた時、変に親近感が沸いたのを覚えています。
Q10.好きな芸能人(推し)はいますか?
松本人志さんです。。。昨年末から推しと言いにくくなりましたが。。。。。
Q11.毎日のルーティン、もしくは常に持ち歩いている必需品が何かありますか?
イヤホンを2つ持っています。
オンラインミーティングが多くなった現在、イヤホンが壊れてしまうと、たちまち困ってしまうので、予備にプラス1つ持っています。
Q12.休日は何をしていますか?
特に「これ!」というのはありませんが、休日に必ず行っているのは…お酒を飲むことでしょうか。
一人で焼肉やしゃぶしゃぶの食べ放題にもよく行っています。
Q13.ご自身の「長所」と「短所」を教えてください!
成し遂げたいことを、何がなんでも成し遂げようとするところ。
それは長所でもあり、強引に行き過ぎることで周りに迷惑を掛けることがあることから短所にもなっています。
ただ、仕事をすることが楽しいと思えるのは、この想いが強いからと捉えているので長所になるのでしょうか。
Q14.星座と血液型は?
しし座 A型です。
初めて仕事をご一緒した時はB型ですかと言われますが、長く仕事をしている方にはA型でしょ!と当てられます。要は、几帳面なのです。。。
ライター注:しし座A型 男性の特徴は、「公平でだれとでも親しく接することができる」、「正義感が非常に強い」など。一言でいうと、「明るい性格で、デキる男」です!!
Q15.自分を動物に例えると何?
何でしょうか。。。
動物ではないですが、ドラえもんでいうと「あんたはスネ夫」と言われました。どういう意味でしょうか。。。
ちなみに、ジャイアンは山川さん(egaku事業本部 副本部長)、ドラえもんが安岡さん(埼玉・千葉本部長)となりました(15年ほど前の話です)。安岡さんは、何を聞いてもドラえもんポケットのように面白い話がポンポン出てきます。
Q16.最期の晩餐に食べたいものは?
立ち喰いの天ぷらそばです。
小学生のときに通った学習塾。いつも友人と食べて帰っていました。
あの何の具材で作られているのか分からない「かき揚げ」を、身体にはよくなさそうな濃い味の汁に浸して、立って食べるのが今でも大好きです。
Q17.子どもの頃の夢は? 何になりたかったですか?
漫画のキャプテン翼を読めばサッカー選手になりたいと思い、ドカベンを読めば野球選手になりたいと思う、とにかくコロコロ変わっていたような。
Q18.座右の銘、好きな言葉はありますか?
・正しいことを言うのではなく、正しい結果を出す。(Q6をご覧ください!)
・何を言うかではなく、誰が言うか
※例えば、私が東京都知事選に出馬するとの話が日本経済新聞に載ることと、東京スポーツ新聞に載ること。どちらの方が信用できますでしょうか。何を言うかではなく、誰が言うかが大切と感じています。
Q19.2024年はどんな年にしたいですか?
介護業界全体をより良い方向に持って行けるようにしたいです。
いくら良い取組みを行っても、小規模の会社であれば世の中に取り上げてもらいにくいと思いますが、SOMPOケアほどの大規模になれば取り上げてもらいやすい。良い取組みを行えば、当社以外の介護事業者にも知ってもらえるため、介護業界全体が良くなるように貢献したいです。
Q20.最後に、SOMPOケアグループの皆さんにメッセージをお願いします!
入社してもうすぐ20年。
いまだ変わらず仕事に情熱を注げ、楽しく仕事ができています。
そんな今があるのは、多くの方と出会い、多くの学びを得て、多くの助けをもらえたからと感じています。まさに今の私があるのは「縁」に恵まれたからです。
この20年間、出会えた皆さんに本当に感謝しています。ありがとうございます。
そして、これからもよろしくお願いします。
ユニバオンラインキャンパス「役員セミナー」のご案内!
現在、SOMPOケア ユニバ―シティ オンラインキャンパスにおいて「役員セミナー」が月1回開催されています。ぜひ視聴してください!!
ABLI Clip(旧 ClipLine)でアーカイブ視聴もできます!
小泉さん、ご協力ありがとうございました!
「教えて!CXO!」、次回もお楽しみに!
★「教えて!CXO!」バックナンバーはこちらからどうぞ★
現場に「学びの風土」をつくるには?恒松さん/執行役員CHRO(最高人事責任者)兼CPRO(最高広報責任者)×栗田さん/ラヴィーレ羽田 副ホーム長 介護プライドマイスター が本音で対談!