SOMPOケアギャラリー
作品番号⑭ 「テッセン(クレマチス)」ちりめん細工
今回ご紹介する作品は、テッセン(クレマチス)ちりめん細工のタペストリーです。花の名前でクレマチスは聞いたことはありますが、テッセンと呼ぶのは初めて聞きました。調べてみると、ツルが鉄のように固くなる様子から、クレマチスを和名で「テッセン(鉄線)」と呼ぶそうです。
この作品を制作されたのは、そんぽの家S桂川にお住まいの須田 智捺實さま。SOMPOケアフーズが毎月発行している「今月の献立」9月号の表紙を飾っています。
そんぽの家S桂川
須田 智捺實(スダ チナミ)さま 89歳
趣味や好きなことを教えてください。
手芸・カラオケ・詩(うた)や川柳、都都逸(どどいつ)をつくること・外出すること・お買い物・外食・花
※都都逸(どどいつ)とは、「七・七・七・五」の二十六音を三味線に合わせて唄う俗曲の一つです。
ちりめん細工手芸を始めたきかっけを教えてください。
ホームのスタッフNさんが作った手芸作品が廊下に飾られていて、とても素敵な作品だと思いました。そこでNさんに作り方を聞いたところ、一緒に作ってみようということになりました。
これまでにいろいろな作品を作りましたが、一番のお気に入りは「テッセン」です。テッセンは大好きな花なので、作品は部屋の中でも一番いいところに飾っています。この作品は、Nさんと一緒に1か月ぐらいかけて作り上げました。
須田さまの他の作品もご紹介!
手芸作品は大好きなお花が多く使われていて、どれもお気に入りだそうです。
こちらの作品は縁起が良いですね!
そんぽの家S桂川での生活はいかがですか?
コロナ禍で今までとは違う生活になり、デイサービスではカラオケが中止となって、以前より声が出にくくなることがありました。部屋で過ごすことが多くなった時に、おしゃべりしながら手芸を楽しむことができました。スタッフのみなさんは、Nさんを筆頭に優しく気にかけてくれるのでとてもありがたいです。
元気の秘訣を教えてください。
人に頼らず何でも自分で生活をしてみること。週に1度の掃除をお願いしている以外は、何でも自分でやってみることを心がけています。今の生活をいつまで続けていけるかわかりませんが、楽しんでいきたいです。
ホーム長の赤岩さんにもお話を伺いました。
須田さまはいつも笑顔で、快活で明るくお話をしてくださり、私たちスタッフも元気をもらっています。生粋の京女として生活をしてこられた須田さまからは、お食事の席や日々の会話などにおいても様々なことを学ばせていただいています。これからも楽しいイベントを企画しますので、お元気にご参加いただき、笑顔を引き出す一助となりたいと思っています。
自粛期間中に趣味を一つ増やした須田さま、すごいですね!私はというと、その期間は身体を動かしていなかったので、体重が増えました・・・須田さまを見習って何か始めてみたくなりました。
▼▼▼▼そんぽの家S桂川の紹介動画をご覧いただけます。▼▼▼▼
ぜひチェックしてみてください!
「SOMPOケアギャラリー」は、ご利用者さま・ご入居者さまの趣味や特技を活かして作られた作品を展示するコーナーです。
他薦・自薦問いませんので、ぜひお写真や情報をお寄せください!