インドからSOMPOケアへ ~未来の仲間たちの挑戦~

皆さん、2024年8月1日にインド政府系機関NSDCI(National Skill Development Corporation of India)と、インド人介護人材の教育と受入に関する協業を開始したのはご存じでしょうか?インドでは人口が増え続ける一方で、十分な雇用が確保できていません。一方、日本は高齢化が進み、介護人材が不足しています。こうした社会課題を解決するため、SOMPOケアとNSDCIが協力し、インドで介護を学ぶ人材を育成し、日本で働く機会を提供する取り組みを始めました。
インドでは、日本語や介護の基礎を学ぶ研修を実施し、実践的な介護技術も習得できる環境を整えました。研修を修了した方は日本へ渡り、SOMPOケアのホームで働きながら、さらに介護技術を高めていきます。
※協業の詳細はこちら⇒https://www.sompocare.com/uploads/2024/08/news_0806_2.pdf?
8月2日に行われた開校式
2024年8月1日の協業開始と同時に、第1期生の研修プログラムがスタートしました。この研修プログラムは、9か月の研修期間の中で、「日本式介護についての理解」、「実践的な介護用語の習得」、「異文化コミュニケーション」を中心に、オンラインやeラーニングで研修を実施。さらに、NSDCIアカデミーにあるナーシングケアラボ(介護専用の実技演習室)で、介護の技術や理論を学びます。
たくさんの研修を長期にわたり受講し、現地で特定技能試験に合格しないと、日本に来てSOMPOケアで働くことはできません。まだ研修期間は残っていますが、試験に合格した1期生の内5名が2025年7月、SOMPOケアに特定技能生として入社することが決まりました!!
試験合格&入社おめでとうございます!
日本に来るまで残すは、2025年4月に現地ナーシングケアラボで行われる実技研修の受講です!
研修の期間には、鷲見さんも現地インドを訪問予定!
皆さん、研修期間はもう少しありますが、実技頑張ってください!
ナーシングケアラボ(介護専用型の実技演習室)について
NSDCIアカデミーにあるナーシングケアラボは、「SOMPOケアユニバーシティ」をモデルにした施設で、「日本式」というところにこだわり、SOMPOケアの講師が直接、日本で使用されている福祉用具を使いながら実技研修を実施します。
手すりの位置やお風呂の高さなど、ユニバーシティと同じ設計で建設され、日本に来ても研修の時と違うというギャップをなくすために作り上げています。さらに、昨年完成した『介護のまんが』をNSDCIに贈呈し置いているため、日本の介護への理解を深めてもらっています。
ナーシングケアラボ
開所式、介護まんがのご紹介をしてくださった、取締役執行役員CFO兼CBDO 安藤滋さん
日本語を勉強している候補生たちは、日本語と介護が一緒に学べることに喜ばれていました
※介護のまんがの詳細はこちら⇒大研究!笑顔をつなぐ!介護の仕事
これから仲間になる皆さんを応援しています!
そして、2024年12月には、2期生の研修もスタートしており3月には3期生も研修が始まる予定です。
研修に参加されるインドの方は、とても意欲が高く真剣に研修を受けています。日本語や介護の知識など覚えることがたくさんありますが、頑張ってください!これから私たちの仲間になる皆さんを応援しています!
2期生の皆さん
今後も、皆さんの挑戦を追いかけていきます。
次回は、4月に現地ナーシングケアラボで実施される、実技研修の様子をお届けします。お楽しみに!

