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2024.12.27

【栄養ケア・マネジメントの取組み】低栄養悪化予防ホームを表彰!そんぽの家篇

SOMPOケアとSOMPOケアフーズでは、管理栄養士がケアスタッフやケアマネジャーなどの多職種と連携して、ご入居者さまに一日でも長く自立した生活を送っていただけるように、食と栄養の面での支援に力を入れています。また、介護リアルデータプラットフォーム「egaku」を活用し、低栄養の早期発見とその予防・改善のための栄養ケア・マネジメントの取組みを継続しています。

特に「体重減少」は筋肉量や筋力の低下だけでなく、免疫力の低下や持病の悪化を招き、「低栄養」の悪循環に陥ってしまう危険性があります。

SOMPOケアフーズでは、ラヴィーレとそんぽの家を対象に「体重減少」を抑制したホームを表彰。それぞれのブランドから、最優秀賞、優秀賞に選ばれた10ホームに表彰状が贈られました!

 

ご入居者さまの自立支援を基本理念に、管理栄養士が多職種と連携して取り組んだ結果、今回そんぽの家からは下記10ホームが受賞しました。

 

最優秀賞
そんぽの家 御幸公園

 優秀賞
そんぽの家 上飯田
そんぽの家 昭島
そんぽの家 中村公園
そんぽの家 狛江
そんぽの家 京都羽束師
そんぽの家 福山東
そんぽの家 松葉公園
そんぽの家 茨木東奈良
そんぽの家 浄心

※表彰ホームは、「各ホームの全ご入居者さまの中で、体重減少により低栄養のリスクがある方・低栄養のリスクが今後出てくると考えられる方の人数の割合が少ないホーム」になります。

 

 

▽▼▽前回表彰時の記事はこちら!▽▼▽

【栄養ケア・マネジメントの取組み】低栄養悪化予防ホームを表彰!

 

 

受賞ホームからコメントをいただきました!!

 

✨🏆✨ 最優秀賞 ✨🏆✨

そんぽの家  御幸公園

飯塚 純一さん(ホーム長) 写真 前列左

受賞したことを聞き、びっくりしています。まさか最優秀賞をいただけるとは思いませんでした。

ホームにおける体重減少予防の取組みについては、間食を多く取るように心がけています。毎週金曜日に移動スーパー、月に一度パン屋さんが訪問販売に来られた際、多くのご入居者さまが購入されています。ご家族さまのご来訪も多く、ご入居者さまのお好きな食べ物をお土産に持ってこられることがよくあります。

筋肉量や筋力の低下予防については、外出やホーム内でのレクリエーションなどを多く取り入れています。また、歯科医と連携して食形態を変更するなど、ご入居者さまの状態に応じた対応も行っています。

 

伊東 実優さん(担当管理栄養士)

そんぽの家 御幸公園はとても雰囲気が良く、巡回時にはホームの皆さんがとても温かく迎えてくださいました。事務所内では、「○○さまが朝食を召し上がっていない」など、随時話し合いが行われており、各セクションで早期に介入する体制が整っていると感じました。

訪問時にはすでに介入が行われていることが多いです。そのため、一時的な食事量の減少やそれに伴う体重減少があっても早期に改善されており、長期的な栄養補助食品の使用も不要となるケースが多くあります。

 

 

✨🏅✨ 優秀賞 ✨🏅✨

そんぽの家  上飯田(2期連続上位受賞ホーム)

平岡 達也さん(ホーム長) 写真左

今年も受賞できたのは、ご入居者さまが食事を「おいしい、おいしい」と言って完食されることが多いことが一番の要因だと思います。

また、食に関するイベントが一番喜ばれるので、月に8回ほど食事イベントを開催しています。スタッフがさまざまなお店を見つけ、飲食店の商品を展示・販売するなど工夫を凝らしています。このようにスタッフ全員がご入居者さまのことを思って取り組んでいることが良い結果につながっているのだと思います。

健康に過ごしていただいているご入居者さまが、食に対する思いや「おいしく食べたい」という気持ちを常に持ってくださっていること、そして、日々食事を作ってくれているSOMPOケアフーズの方々や、健康管理をしてくれているスタッフ一同のおかげだと思い、本当にうれしく思います。

 

小熊 紗由美さん(担当管理栄養士) 

そんぽの家 上飯田は、食事のレクリエーションが多彩です。ホームが少人数であるため目が行き届きやすく、情報共有もしやすい環境なのですぐ対応ができます。看護スタッフを中心に全スタッフがご入居者さまのためになることを考え、行動しているのだと思います。

 

 

そんぽの家  昭島

木田 公太郎さん(ホーム長)  写真 前列左

このような賞をいただき誠にありがとうございます。そんぽの家 昭島スタッフ一同がご入居者さまに元気にお過ごしいただきたいとの思いがあったからこそ、いただけた賞だと思います。

まず素晴らしかったのはケアスタッフの観察力です。食事量が減ってきていることを早期に発見し、食事形態の見直しや、看護スタッフを通じて往診医への連携。また少しでも食べていただけるように、ご入居者さまの好きな食べ物などをご家族さまに依頼し、食事以外でも美味しく召し上がっていただける工夫をしました。
また、「egaku」でデータとしてスタッフ間で共有し、同じ認識のもと検討できたことも大きな一因だと思います。これからもスタッフ一同、ご入居者さまに元気にお過ごしいただけるよう日々精進して参ります。

 

増野 綾乃さん(担当管理栄養士) 写真 右から1番目

ご入居者さまとスタッフの笑顔があふれており、温もりを感じるホームです。その温もりと優しさが伝わるホームで、安心して過ごせる場所となっています。

 

 

そんぽの家 中村公園

大野 悠基さん(副ホーム長/生活相談員)

ご入居者さまに美味しく召し上がっていただくことやご入居者さまの健康状態を守るために、ホームや関係機関が一丸となって取り組んだ結果だと考えています。食事量の定期的なチェックや、食事量が減少した方に対してお好きな物をご提供させていただきました。

また、アイスクリームやすいすいゼリーをはじめとした栄養補助食品、速やかな薬の処方など栄養状態の悪化を防ぐ取組みが効果を上げていると感じています。このたびはこのような賞をいただきありがとうございます。

 

小熊 紗由美さん(担当管理栄養士)

食事に対して興味を持ち、ご入居者さまの変化に気づき対応いただいています。どのようなものなら食べられるのか、スタッフ間で共有・連携が行われています。

 

 

そんぽの家 狛江

池田 仁美さん(ホーム長)

日頃の努力が報われて嬉しいです。体重減少予防につながった取組みとしては、毎週のカスタムメイドケアカンファレンスで小さな気付きを検討し、その日のうちに医療連携を行うことで効果を上げているのではないかと思います。

 

増野 綾乃さん(担当管理栄養士 写真 左から1番目

医療機関との連携がとれており情報共有のスピードも速く、スタッフの皆さんが一致団結している情熱溢れるホームです。

 

 

そんぽの家 京都羽束師

鈴木 一弥さん(ホーム長) 写真 前列左から2番目

自分のホームが表彰されるとは思っていなかったのでビックリしましたが、とてもうれしいです。看護スタッフ、ケアマネジャー、ケアスタッフなど多職種との連携がとれていることが体重減少予防に大きく寄与したと思います。また、看護スタッフと往診医との連携が密にとれていることも重要な要因だったと思っています。

 

新城 香織さん(担当管理栄養士 

そんぽの家 京都羽束師は、提案に対してすぐに対応してくださるため、非常に連携がしやすい環境が整っています。

 

 

そんぽの家 福山東

兵頭 佳和さん(副ホーム長) 写真 前列右

受賞できて光栄です!ケアスタッフやケアマネジャー・看護スタッフがご入居者さまの「美味しく食べる」ことについてしっかり考えて取り組んだ結果が、この受賞につながったと思います。
特に、毎日の食事に工夫を凝らし、食材や調理方法にこだわることで、ご入居者さまが楽しんでお食事ができる環境を整えました。その結果、体重減少の予防にもつながったと感じています。

 

新城 香織さん(担当管理栄養士)

5月に2つのホームが合併し福山東となりましたが、合併前からどちらのホームも食事や栄養に関して多くのスタッフがさまざまな取組みを行ってくださいました。

 

 

そんぽの家 松葉公園

竹本 立志さん(ホーム長) 写真 右

今回、このような賞をいただき大変光栄に思います。そんぽの家 松葉公園では、ケアスタッフがご入居者さまお一人おひとりのニーズを伺いながら動いております。

食事に関することからケアの困りごと、さらにはご夫婦での外出希望など、さまざまな要望に対応しています。常に、ご入居者さまがいつまでもお元気で楽しく暮らせるように、どのように支援すれば良いかを考えています。

引き続き、自分事、当事者としてご入居者さまへの質の高いサービスの提供を目指して参ります。

 

菊地 真由美さん(副ホーム長) 

体重減少を防ぐための取組みとして、まずご入居者さまが食事に対してどう感じているのかを重視することが挙げられます。

また、口からお食事を召し上がっていただくことの重要性をスタッフが理解していることが挙げられます。例えば、歯の不調を訴えられた場合は速やかに往診の歯科医に相談します。

食事量が減少している場合は、その補い方を検討して実行しています。イベント食についてはご入居者さまに楽しんでいただけるよう、さまざまな工夫を凝らし、キッチンスタッフは食の安全を常に念頭に置きつつ、盛り付けの美しさにも配慮しています。

 

小熊 紗由美さん(担当管理栄養士

食事摂取量や水分摂取などの気づきを多職種間で共有し、連携を取りながらご入居者さまにアプローチしています。ホーム全体で、食事や栄養に対して積極的に取り組んでいます。

 

 

そんぽの家 茨木東奈良

山田 幸恵さん(ホーム長) 写真 前列右から2番目

受賞の知らせを受け、大変嬉しく思っています。どの職種のスタッフも、日々ご入居者さまの体調に気を配り、口から食べる楽しみを継続していただきたいと創意工夫をしています。

ホームのスタッフや、SOMPOケアフーズの管理栄養士である中山さんに感謝の意を述べたいと思います。これからも、口から食べる楽しみが生きるエネルギーにつながるようにスタッフ全員で支援させていただきたいと思います。

昨年、私がホームに着任したときに感じたのは、スタッフが食事への関心が高く、食事量が低下したときの対策が具体的にされているホームだということです。
それぞれの職種が情報を持ち寄り、ご入居者さまの嗜好に合うものや、栄養価の高いゼリー・ドリンクをご提供することから、食事の環境改善や道具の工夫まで行っています。対策立案から実行するまでのサイクルが早く、管理栄養士のアドバイスを実践して体重が増えた方もいらっしゃいます。一律の対策ではなく、ご入居者さまの嗜好に合わせた工夫が、体重減少予防につながったと感じています。

スタッフのご入居者さまに元気でいてほしいという「思い」がこの賞に結びついたと感じています。

 

中山 将利さん(担当管理栄養士

スタッフの雰囲気がとても明るく、ご入居者さまも笑顔があふれるホームという印象です。カスタムメイドケアカンファレンスでは「egaku」から得られる情報を最大限に活用。多職種が一丸となってご入居者さまが元気に過ごしていただけるよう、支援内容を検討していました。

 

 

そんぽの家 浄心

佐々木裕介さん(ホーム長)

このような賞をいただくことができ、誠に光栄です。ご入居者さまにできることを日頃からコツコツとひとつずつ積み上げてくれた、スタッフ全員の誇りになります。ありがとうございます。

今年度のホーム運営方針として、ご入居者さまの変化に敏感になり、情報共有と早期対応を徹底しようとしています。観察・報告の徹底、「egaku」の活用、ボトムアップのための委員会活動など、さまざまな取り組みを継続することが、結果に繋がったと考えています。

 

小熊 紗由美さん(担当管理栄養士)

食事委員会が稼働しており、食事に対する支援が行われています。多職種間での連携が取れており、そのため食事委員会の稼働後、体重減少のリスクがある方が減り、その後もその状況が維持されています。

 

 

SOMPOケアフーズ社長 福田さんからのメッセージ

体重減少による低栄養を防ぐために、各ホームにおいて日々栄養ケア・マネジメントを多職種協働で取り組んでいただきありがとうございます。そんぽの家では、自宅と変わらず、さらに食べ飽きないおいしさを追求したお食事を提供させていただいています。

引き続きグループ一体となって、SOMPOの食事が食の課題を解決し、笑顔あふれる社会を創っていきましょう。

今後も、多職種が連携・協力してご入居者さまの「おいしく食べる」を追求し、元気にお過ごしいただけるよう支援していきます!

 

 

 

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ABOUT USこの記事を書いた人

砂坂 奈央子
週4パート勤務。
Illustrator、Photoshopが得意。
家の断捨離頑張り中。子どもたち思春期反抗中。