新卒向けタウンホールミーティング開催!
2022年9月、鷲見社長が全国の22年新卒約400名を対象に、オンラインを含め大阪、名古屋、東京それぞれの会場でタウンホールミーティングを開催しました。
6か月間の入社時研修において、座学と現場を繰り返すなかで得たこと、気付いたことを全員が発表。これから、自信をもって10月からの本配属先で働いていくきっかけとなったことと思います!
新卒の皆さんは、緊張した面持ちで会場へと集まってきました。
タウンホールミーティングでは、1人1分の持ち時間で、6か月間の研修期間を通じて感じたことやこれから実現したいこと、ご利用者さまに対する想いなどを話します。
緊張した様子でメモを読み返している新卒の皆さん。
開催のあいさつでは、鷲見社長が「皆さん、すごい緊張してる?水とか持ってきてる?一回飲みましょう」と笑顔で皆さんをリラックスさせていました。
「6か月間の入社時研修が終わり、いよいよこれから本配属になります。緊張や不安もあると思いますが、1分間という短い時間で皆さんの想いを語ってください。」(鷲見社長)
ほんの一部ですが、皆さんのスピーチを簡単に紹介したいと思います
■研修期間のなかで実際に援助をおこない、ご利用者さまに立っていただくだけでも、普段は意識しない動作が多くあるということに気付きました。立つために、足を引くスペースがあるか、深く座りすぎていないか、前にスペースがあるかなど、普段私たちが無意識におこなっている動作一つひとつを意識するということが、とても大事ということを知りました。これからも介護に対する疑問を持ちながら、お一人おひとりを尊重し、常に向上できる職員になりたいと思います。
■私は、コミュニケーションのプロフェッショナルになりたいと思っています。介護技術の中で“会話”・“コミュニケーション”が一番難しく、一番必要な技術だと思っているからです。たとえば、耳に障がいがある方や認知症のある方、皆さんその日によって状態は違い、変化します。コミュニケーションによってその変化に気付き対応できる技術があれば、一人前の介護士になれるのではないかと、6か月の研修を通じて感じました。
■研修中、業務が忙しくご利用者さまのお話をゆっくり聞けないことがありました。これから本配属となりますが、忙しいときがあってもご利用者さまに寄り添い、お一人おひとりを尊重し、丁寧にお話を聞きたいと思います。そして、ご利用者さまにとって必要不可欠な存在でありたいです。
■食事をなかなか召し上がらないご利用者さまがいらっしゃいました。まだ私には介助はできなかったので笑顔でお話をしたところ、食事を召し上がってくださいました。自分にもできることがあると感じ、とても嬉しかったです。将来、ご利用者さまの「できる」を引き出せる介護士になりたいです。
■研修を通して介護の楽しさ、すばらしさを改めて知ることができました。介護のニュースを見るとマイナスなことが多く発信されているように思います。これからは身をもって介護の楽しさ、すばらしさを伝えていきたいです。
ほんの一部ですが、新卒の皆さんの想いをつづらせていただきました
他にも、「笑顔と幸せを与える人になりたい」「誰よりも楽しく働く人になる」「ご利用者さまに楽しいと思って生活してもらいたい」「根拠をもった介護をしていきたい」「SOMPOの介護を世界へ広めたい」など、一人ひとりが自分の言葉で、これからのなりたい姿をたくさん語ってくれました。
鷲見社長からメッセージ
皆さん、お疲れさまでした。皆さんが話してくださったことは、すべて間違いではありません。皆さんが感じとった期間はまだ6か月ですが、今日話したことを忘れずに、これからに活かして頑張ってもらいたいと思います。「高齢者」を、皆さんで幸せの「幸齢者」と言えるようにしていってください。
【タウンホールミーティングへの想い】
私も入社当時、本配属前はとても緊張しました。お互いの気持ちを共有することで自信をもって職場に向かうことができるだろうという思いの他に、皆さんの顔を見て言葉もかけたかったので、このような機会を設けさせていただきました。
【アドバイス】
私のアドバイスは一つだけです。『チャレンジする人になってほしい』ということです。
一番評価される人は、何かに挑戦し成功、実現した人です。次に評価される人は、何かに挑戦し失敗した人。3番目に評価される人は、自らは挑戦しないけれど誰かの挑戦を支えた人。4番目は、何もしなかった人。最後は、自分では何もしないで、他人の批判だけをしている人です。最後の人には、絶対にならないでください。失敗は大いに結構です。私も会社生活28年ですが、いくつ失敗したか覚えていないです。ぜひ、チャレンジする人になってください!
【New3K】
「変えていく」「感動できる」「価値ある仕事」この『New3K』について話をします。
私たちの介護の仕事は、いわゆる3Kといわれた時期もありました。
しかし、私は介護の仕事を必ず『New3K』に変えていきます。覚悟をもって、やり遂げます。
介護の仕事はご利用者さま、ご家族、職員の笑顔を見ることができる「感動できる」仕事です。世のため人のためにできる仕事、つまり間違いなく「価値ある仕事」です。そして、これからチャレンジをする「変えていく」仕事。これはSOMPOケアでないとできないと思っています。New3Kに、私たちが変えていきましょう。
私のパーパスでもある「SOMPOの介護が日本の介護を変える。そして日本の未来を創る」に、ぜひ一緒にチャレンジしましょう。
タウンホールミーティングが終わると、鷲見社長自ら、新卒の皆さん一人ひとりに名刺を配付。はじめは緊張していた新卒の皆さんでしたが、最後は笑顔で帰っていきました。