9/23「共に生きる」認知症を考えるセミナー パネリストのご紹介
いよいよ今週の金曜日に迫った、認知症を考えるセミナー!
SOMPOグループでは9月23日(金・祝)13:00-15:00、『“Talk with” 話そう。認知症のこと。』をコンセプトに、今年で6回目!毎年好評をいただいているセミナーを開催します。昨年に続き、今年もオンラインによる配信(ウェビナー)です。
本セミナーを通じて、認知症の正しい知識を身に着けること、そして適切な言葉で相手に伝えることの重要性について、みんなで話してみませんか。
お申し込みのうえ、セミナーのご視聴をよろしくお願いします。ご家族やご友人にも、ぜひお声がけください!
※事前登録制となっており、登録時にご入力いただいたメールアドレスへ視聴URLが届きます。
セッション2にご登場いただく、2人のパネリストをご紹介します
43歳で若年性認知症と診断されたさとうさん。現在は、妻として、母として、そして認知症の当事者として、認知症に関する情報発信やサポート活動などに力を注いでいらっしゃいます。
さとうさんの発信や活動は、「自分らしく生きる」がテーマ。認知症になってもできることはたくさんあり、きっかけや少しのサポートがあれば、できないことばかりではないということを、一人でも多くの方に知ってほしい、そして理解してほしいという想いで活動に取り組まれています。
今年12月には、書籍『認知症のわたしから、10代のあなたへ』(岩波ジュニアスタートブックス)が発売予定。若年性認知症と診断を受けて引きこもっていた頃から現在に至るまで、そして支えになった発達障害の息子さんの存在や、これまでに取り組んできたさまざまな活動について綴られており、特に若い世代に向けてメッセージが込められています。
今回のセミナーでは、パネルディスカッションにご夫婦でご登壇いただきます。
さとうさんの活動はコチラから参照いただけます→さとうみきの一覧 | なかまぁる (asahi.com)
一般財団法人竹田健康財団 認知症専門デイサービスOASIS室長である遠藤さん。これまで、介護福祉士、社会福祉士、認知症介護指導者研修修了、認知症ケア上級専門士など必要だと思う資格は全て取得されてきたといいます。
ある時デイサービスで一人のご利用者が気になり、認知症の症状があるのでは?とその日から認知心理学を学び、その後、認知症対応型施設に勤務されたご経験も。
また、手づかみで食事をするご利用者の注意障害に注目し、美しい動作で食事ができるように食事環境の調整方法についての研究もされています。
現在は、会津若松市にある認知症専門デイサービスで室長として勤務し、認知症になっても穏やかな暮らしを継続してほしいという想いで、日々高齢者と向き合っていらっしゃいます。認知症になっても、これまでと変わらないその人らしい暮らしを継続できる街づくりのための地域活動や、それを支える人を育てるための教育にも注力。最近では、コロナ禍において認知症のある方やそのご家族・支援者が地域社会から孤立しないように、オンライン認知症カフェ「月とほしカフェ」を立ち上げられました。
ご本人のお気持ちにじっくりと深く寄り添うことを大切にされている遠藤さんは、ケアエール(https://careyell.com/)※を活用して、写真や動画で日々の様子や表情をご家族に伝えることを大切にされています。
※ケアエール…SOMPOホールディングスとSOMPOケアが2022年4月にリリースした、ケアラー支援アプリ。ケアラーの負担軽減とケア品質向上を目指したもので、ケアラーが要介護者の体調や日々の出来事、心情などを、ケアマネなど関係者間で気軽に共有できるのが特長。
私たちが勝手に感じたり、決めつけたりしてしまうこともある「認知症」に対するイメージ。
さとうさん、遠藤さんのお話を聞くことで、マイナスから0へ、そして0からプラスに変わっていくのではないでしょうか。
また、セミナーの本編終了後には、「脳が活性化するダンス」をご体験いただけます。お時間のある方はぜひご参加ください。
認知症になっても、今までと変わらない暮らしを支えるためにできること、セミナーを通して一緒に考えてみませんか。
「Talk with」話そう認知症のこと
皆さまにご参加いただけることを、楽しみにお待ちしております!!