アクティビティ紀行 【そんぽの家 柳沢】
皆さま、こんにちは!
こちらのコーナーでは、当社のご利用者さまが取り組まれているアクティビティ、オンラインを活用したアクティビティなどを紹介させていただきます!
SOMPOケア アクティビティ紀行、第一弾は・・・
そんぽの家 柳沢のご入居者さまが楽しまれている「川柳」をご紹介します!
取材当日、お二人のご入居者さまが迎えてくださいました。
井上幸子さまと井ノ口妙子さまです。
作品の前でパチリ!井上さま
井ノ口さまはお話だけご登場いただきます!
お二人とも、月に一度開催されているオンライン川柳教室、「ふれあい川柳」を楽しみにされているそうです。この川柳教室、毎月約30ホームのご入居者さま400~500名が参加される大人気のオンラインアクティビティです!さてお二人の腕前は…
井上さまと井ノ口さまは、教室参加者の投票で決める金賞・銀賞、講師の見川先生が選ぶ見川賞(みかわしょう)を何度も受賞している「名人級」の腕前の持ち主。お二人は気の合うご友人だそうです。
見川賞を受賞した井上さまの作品
川柳を始めたきっかけは・・・
お二人ともこの「ふれあい川柳」に昨年の5月から参加され、わずか1年でめきめきと腕前があがったそうです!
井上さまは昔から文学に触れる機会が多く、読書も好まれていたことから自然と川柳にもご興味を持たれたそうです。井ノ口さまにも川柳を始めたきっかけを伺うと「私は数学が嫌いだから、その反動ね」と笑顔で答えてくださいました。
自室にて
「ふれあい川柳」は月に一度の開催ですが、毎回出される課題に対し、日々言葉を考え、選び、組み合わせるなど、頭の中は「いつも言葉で一杯」とのことです。
また、お二人は川柳以外でも、毎週日曜日に「とんちんかん」というグループに参加されています。ホームのご入居者さまが集まって行う意見交換会で、井上さま曰く「上質な井戸端会議」だそう。百人一首や都都逸などをテーマに、ご入居者さま同士で議論するのを楽しまれていらっしゃるとか。言葉や文学が本当にお好きなお二人でした。
今後の目標を伺うと、井上さまからは「個人的に、古川柳※が好きなんです。史実が書かれていることが多い古川柳は、一読しただけでは内容がよく分かりません。何度も読み、理解できた時の喜びは格別!今後も古川柳に多く触れ、理解を深めていきたいです」と、根っからの文学好きな一面を見せてくださいました。
井ノ口さまは、「ホームでおこなわれるアクティビティのなかで、一番興味があるのが川柳。今後も続けていきたいですね」とお話ししてくださいました。
※古川柳・・・現代の川柳に対して、江戸時代の川柳の総称。特に、初代 柄井川柳(からいせんりゅう)が選をした時代の作品。
天城 上席ホーム長(当時)と井上さま
「井ノ口さんは日に日に上手になっているわよ」「井上さんは言葉をたくさん知っているからすごい人よ」など、言葉の端々にお互いを尊敬されているご様子が伺えました。
今後も、そんぽの家 柳沢から数多くの川柳作品の名作が生まれていきそうです。
「ふれあい川柳」の講師を務めていただいている見川先生からは、「当初は基本的なことから始めましたが、今は川柳になじんできている方も増え、また、切磋琢磨して上達されていると思います。参加者の方にテーマを考えていただくなど、今後もアットホームな雰囲気のなかで、川柳が広がっていくとよいと思います」とコメントをいただきました。
次回もホームや事業所でのアクティビティ、ご利用者さまを紹介していきますのでお楽しみに!