初詣と初雪と ~SOMPOケア 杉戸デイサービスの初詣レク!~
1月6日、杉戸デイサービスでは初詣レクが行われました。
この日、ご利用者さまと一緒に訪れたのは埼玉県北葛飾郡杉戸町にある福正院。動画には、初詣を楽しまれるご利用者さまの様子をおさめています!ぜひご覧ください。
今回のレクについて、杉戸デイサービス樋口管理者にお話を伺いました。
どうして初詣レクを?
樋口さん:初詣レクは毎年恒例のレクです。3年前に、「お参りに行くなら自分の足で行きたい!」とおっしゃったご利用者さまがきっかけで、近所のお寺さん(福正院)に行くようになりました。
去年はコロナの影響で行けませんでしたが、今年は行けることになり、皆さま大変喜んでいらっしゃいました。
開催日は何日かに分けていて、1月6日の初詣は雪でしたが「行きたい」という希望があり、一番多くご利用者さまが参加してくださいました。
開催にあたり気を付けていたことはありますか?また、雪が降っていましたが、当日特に注意したことは何ですか?
樋口さん:まずは、ご利用者さまに当日の気候と、車でも徒歩でも参加できることを、事前に伝えることです。当日になって「やっぱり行きたくない」という方もいらっしゃるので、そういった場合は無理には誘わず、ご本人にお任せしています。
その時のご利用者さまの体調に合わせて、参加不参加、車で行くのか歩いて行くのかなどを決めています。また、必ず看護スタッフも同行することにしています。この日は想像以上に雪が降っていたので、ご利用者さまの服装を調整し、スタッフの数も増やし、転倒に気を付けながらお寺に向かいました。
そのほか、ご利用者さまが寒いなかデイに戻られた時のために、温かい飲み物や湯たんぽ、ひざ掛け等も準備しました。そして、初詣に行かれたご利用者さまのご家族さまやケアマネジャーに報告をしました。
動画では、ご利用者さまはとても喜んでいらっしゃいましたね。他には、ご利用者さまからどんな感想があったのでしょうか?
樋口さん:ご利用者さまからは「雪の中を歩くことはなかなかないから、楽しい初詣になった」「故郷は雪がたくさん降る地域だった。昔を思い出し懐かしかった」「自分の足で歩けて嬉しかった。楽しくて、寒くなかったよ」など、さまざまな感想をいただきました。歩ける喜びを感じてらっしゃる方が多かったです。
今回の初詣は雪が降り本当に想定外でしたが、ご利用者さまが雪を見て「早く行こう!」とおっしゃり、雪の中で楽しそうに話しながら、ご自身の足でしっかりと歩かれている姿を見ることができたのは、私たちもうれしかったです。
誰一人、帰りたいとおっしゃらなかったこと、そして、参加された方が誰一人風邪をひくことなく、その後も笑顔でご来所をされていることに胸がとても熱くなり、皆さまと一緒に過ごせる日々に、幸せを感じています。
樋口さん、そして杉戸デイサービスの皆さん、ありがとうございました!