「ミュージックタイム」 グレイプス用賀
2021年12月22日、グレイプス用賀で音楽療法イベント「ミュージックタイム」が開催されました。
感染症対策のため長い間イベントはお休みをしていましたが、ようやく再開となり「久しぶりに先生に会えて嬉しいわ」「今日をとっても楽しみにしていました」と開始前からご入居者さまのワクワク感が部屋中にあふれていました。クリスマス前ということもあり、グレイプス用賀には大きなクリスマスツリーが飾られ、クリスマス一色の雰囲気の中で、20名ほどのご入居者さまが参加されました。
素敵な歌声をお聞きください!
SOMPOケアで唯一、日本音楽療法学会認定の音楽療法士の資格を持っているのが、サンスーシ北浦和 主任 中 美和 さんです!音楽療法士とは、医療・福祉・教育などの専門職であると同時に、「音楽の専門家」です。高度な音楽の知識と技術だけでなく、資格を取得した当時は3年以上の現場実習が必須だったそうです。「資格を取得するまでにものすごく時間がかかりましたよ」と中さん。
音楽療法の効果として、「より良い生活(QOLの向上)」「心肺機能の向上」「リラクゼーション効果」「音楽のリズムは左脳へ・音色とメロディは右脳へ作用し、脳の活性化につながる」「口を大きく開けたり閉じたりを繰り返すことで、表情筋に刺激が入り表情が豊かになる」など多くのことが期待できるそう。
中さんのコメント
「楽しかった」「体調が良くなったみたい」とのお声をいただけることが私のやりがいにつながっています。音楽療法の魅力は、ご入居者さまと対話をしながら、一緒に作り上げていけることだと思っています。楽しんでいただくことはもちろん、音楽療法で得られる効果も実感していただけるよう、ただ歌うのではなく発声の仕方や息継ぎのタイミングなどもしっかりとお伝えするようにしています。また、前回の振り返りも丁寧に行うことで、徐々に大きな声が出るようになったり口を大きく開けられるようになったり、ご自身で効果を感じられるようになります。これからも、音楽療法を多くのご入居者さまに体験していただきたいです。