SOMPOケア ギャラリー
作品番号⑪ 「夏」をテーマにした作品4点
今回ご紹介するのは、SOMPOケアフーズが発刊している「今月の献立」7月号の表紙を飾った作品。
SOMPOケア 豊玉デイサービスのご利用者さま5名が制作されました!「夏」の風物詩をモチーフに、どれも趣深いタッチで描かれています。作品を通して、夏の日差しとともに季節の恵みを感じることができますよね。
今年も、暑さ厳しい夏本番がやって来ましたね~🌞
作品「ひまわり」
下絵:渡邉 榮子さま
着色:木村 千草さま
作品「ハイビスカス」 小泉 ウメ子さま
作品「夏野菜」
下絵:渡邉 榮子さま
着色:藤田 富士子さま
作品「風鈴」 伊澤 よし江さま
下絵は、画集やイラスト集から描きたいモチーフを選んだり、描きたいものを自宅から持参したりして、描いているとのことです。
トレースをして、線や形状を綿密に捉え、普段から描く練習を重ねているそうです。そして、水彩絵の具や色鉛筆で色付けされています。
絵画制作レクが盛んな「SOMPOケア豊玉デイサービス」
SOMPOケア豊玉デイサービスでは、2020年7月から絵画制作レクを開始。右手に麻痺の症状を持つご利用者さまの「左手を使って、うまく線や文字を書けるようになりたい!」という想いから、そのリハビリの一貫として、活動がスタートしたそうです。
今ではその活動の輪も広がり、今年2月に開催された「第54回練馬区民美術展」に、当事業所から10名のご利用者さまが出品されました。美術展にはおよそ250点もの作品が出品されていましたが、豊玉デイサービスは事業所全体で「努力賞」を受賞されたそうです!輝かしい実績ですね!
「今月の献立」表紙の作品を制作された3名のご利用者さまにいろいろお話をお聞きしました♪
「大好きなアクティビティや趣味や特技など、デイサービスでは何をしている時が一番楽しいですか?」
小泉さま「歌ったり踊ったりすることが昔から好きなので、デイサービスでの活動はどれも好きです」
渡邉さま「今は、デイサービスに来ることが一番の楽しみ」
木村さま「そうそう、私も。デイサービスで絵を描いたり書道や脳トレやったり、皆でお喋りしたりね」
小泉さま「デイサービスに来る前の日から、明日は絵をどこまで仕上げようとか考えるのよ」
木村さま「次に何の絵を描こうとか、考えるのが楽しいわね」
小泉さま「一日を通して、体操で身体を動かしたりいろいろなことをやるから良いわよね」
渡邉さま「利き手ではない左手で絵を描いているので、線の引きやすさなどから、その日の自分の身体がどの程度の状態なのか、評価する基準になっているの」
木村さま「人生で初めて、絵を描くことに挑戦したの。描けるようになって、とても嬉しい。」
小泉さま「絵を描くことは、心の安らぎになっている。集中して時間を忘れることもあるの。子どもたちに絵の出来栄えを褒められたり、友達が私の描いた絵を欲しいと言ってれたり、とても嬉しい」
渡邉さまが下絵を描き、色付けを木村さまや藤田さま(作品「夏野菜」の色付けをされたご利用者さま)が担当されるなど、「絵画制作」がみなさんの交流の場となり、親睦を深められていらっしゃるそうです^ ^
木村さま「渡邉さんがとてもキレイに下絵を描いてくれるから、私もキレイに仕上げなくちゃと気合いが入るの(笑)」
渡邉さま「キレイに塗ってくださるから、どう下絵を描いたら塗りやすいか考えながら工夫しています」
「みなさん、それぞれお互いのお人柄などの印象は?」
渡邉さま&木村さま「小泉さんは、明るくポジティブですね!」
木村さま&小泉さま「渡邉さんは、奥ゆかしい方です」
渡邉さま&小泉さま「木村さんは姉御肌ですね~」
「いつまでも若々しく、お元気でいらっしゃる秘訣は?」
小泉さま「できることは何でもトライして、前向きに物事を考えることでしょうか」
木村さま「言いたいことは言って、ストレスをためないこと!」
渡邉さま「家族と仲良く過ごすこと。お互いに気遣いを忘れず、仲良く暮らすことですかね。」
絵画を制作しながら、みなさんの楽しそうな話し声が今にも聞こえてきそうなコメントですね~☆