コンシェルジュ新ユニフォーム撮影の裏側で見た「この道のプロ」

今年３月に「ラヴィーレグラン」「ラヴィーレレジデンス」でコンシェルジュのユニフォームが新しくなります。

それに先駆けて、１月２４日に「ラヴィーレレジデンス用賀」にてパンフレット用の撮影をおこないました。

プロのモデルさんに、プロのフォトグラファー、プロのスタイリスト、そしてプロのディレクター。

お一人おひとりが、「プロ」としてそれぞれの役割を完璧に遂行してくださったおかげで、下準備から撮影まで無事に完了しました。

もちろんその陰には「ラヴィーレレジデンス用賀」の深瀬支配人さんはじめ、スタッフ皆さんのご理解とご協力がありました。皆さん、本当にありがとうございました。

受付カウンターでの撮影の際には、ご入居者さまがモデルさんを本当のコンシェルジュだと思って普通に話しかけるハプニングがあるなど、終始和やかな雰囲気の中での撮影となりました。

カメラで撮影すると、データが瞬時にパソコンに送られ同時に確認ができます。

目の前には誰もいないのに、まるで誰かがいるような表情を次々と表現するモデルさん。随所で「プロ」の技術を目の当たりにしました。

撮影が進むにつれて、髪型やメイク、スカーフの型などが崩れてくることがあります。

ここに、もう一人の「プロ」がいました。

モデルさんのポージングやスカーフの乱れなどを、随時直してくれます。

実はこの方、ＳＯＭＰＯケアの社員。

教育研修部兼マーケティング部の坂東 隆介（ばんどう りゅうすけ）リーダーです。

坂東さんは、これまでテーマパークやホテルでの勤務経験があり、接遇や身だしなみなどに精通した「この道のプロ」です。

今回の撮影においても、こだわりポイントを随所で示してくれました。

美しく見える立ち方、コンシェルジュにふさわしい髪型、華やかに見えるスカーフの巻き方など、坂東さんのおかげで、より高いクオリティで豊富なバリエーションの撮影をすることができました。

二人目のモデルさん撮影の際、ポーズとスカーフの型が少し合わないという意見が出て、すかさず調整する坂東さん。

手際よく、２分ほどで別の巻き方に変更。

この後も撮影終了まで、真剣まなざしで見守ってくれていました。

また、ホームに来訪されるお客さまや撮影場所を通りかかられたご入居者さま、働くスタッフなど、誰に対しても丁寧な言葉や態度で接する坂東さんの姿勢は、ＳＯＭＰＯケアで働く私たち皆があるべき姿だと感じました。

最後に、坂東さんに今の思いや今後の展望をお聞きしました。

教育研修部兼マーケティング部　坂東 隆介リーダー

私は、「魅せる接遇」ということに強いこだわりと信念を持って、テーマパークやホテル勤務時代から、現場はもちろん、人材教育にも携わってきました。直近では、他社の高級有料老人ホームでコンシェルジュの配置や育成、接遇研修を担当しました。その時に、この介護という仕事の素晴らしさに触れることができ、魅了されました。それと同時に、多くの課題を目の当たりにしました。その中の一つが、介護に対するネガティブなイメージが、世間にまだ根強く残っているということです。そのイメージを、接遇を通じて払拭したいという思いがある中、ＳＯＭＰＯケアの経営理念の「人間尊重」に強く惹かれ、２０２１年に入社しました。

これからの介護では、デジタル化などがどんどん進んでいきます。しかし、それを操作し対応するのは「人」です。ご利用者さまのメンタルケアに対しても、「人」だからこそ持っている言葉や所作の温もりなどの重要性は変わりません。そのことを考えると、介護と接遇とは切っても切り離せない関係性があります。その接遇を一人でも多くのスタッフの方に知っていただくことに加えて、身に付け、さらには介護技術に取り入れていただくことで、一人でも多くのご利用者さまの笑顔に繋げたい、そしてその笑顔がスタッフの皆さんの笑顔に繋がればと思っています。

そうすることで以前から言われる「３K」のネガティブなイメージから、鷲見社長が掲げた「変えていく」「感動できる」「価値ある」の「New ３K」というポジティブなイメージに変わればと強く願っています。

その中で、現在私は教育研修部教育企画サービス課に所属し、集合形式でミドル（本社）部門向けの接遇・ビジネスマナー研修を担当。また、マーケティング部ブランド戦略室では、ホームへの訪問形式で基本接遇研修を中心に、見学時の応対研修、接遇評価なども担当しています。

今後もＳＯＭＰＯケアにしかできない、また、ＳＯＭＰＯケアだからこそできる介護に、微力ながら携わることで、ご利用者さまやそのご家族さま、スタッフの笑顔の連鎖に繋がるよう、努めて参ります。

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