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特集
2023.02.02

鷲見社長にトツゲキ!インタビュー 第6回「2023年を迎えて」

「SOMPOケア WATCH!」をご覧の皆さま、「鷲見社長にトツゲキ!インタビュー」を、2023年もよろしくお願いいたします!

第6回目となる今回は「2023年を迎えて、鷲見さんが思うこと 」に迫ります。「社長」に対する鷲見さんの想い・覚悟は必読です。

ぜひ最後までお読みください!

インタビュー実施日:2023年1月13日

 

お正月の過ごし方

--2023年も、「トツゲキ!インタビュー」をよろしくお願いいたします! お正月はどのように過ごされましたか?

鷲見 お正月といっても現場は通常どおりですし、特別なのは初詣へ行ったり、少しだけおせち料理を食べたりすることくらいですね。

初詣については1つ決めていることがあって、子どもの受験のように願掛けがある時は、自宅から4キロ位のところにある神社まで、絶対に何があっても(笑)、一度も止まらず走り続けることにしています。

今年は子どもの受験と、「SOMPOケア5周年」というイベントがあるので、1度も止まらずに走り続けて神社まで行き、「GO! GO! GO!」「555円」をお賽銭で納めてきました。綺麗にまとまっているでしょ(笑)

 

--そうですね!(笑) お子さんが無事に合格されるよう、私も祈っております! ところで、お正月に必ず召し上がるものは、何かありますか?

鷲見 やっぱりお雑煮ですね! 私は鹿児島出身なので、お雑煮も鹿児島風。鹿児島のお雑煮はすまし汁で、必ず海老が入るのが特徴です。

 

--海老とは豪華ですね! 実は本日、遠藤さんのインタビューも行ったのですが、遠藤家のお雑煮は東京風で、同じすまし汁でも出汁があごだし(トビウオの出汁)、鶏肉や椎茸などが入るそうです。ちなみに我が家は信州風で、鶏がらスープに鶏肉か豚肉が入ります。

鷲見 お雑煮は、地域によって違いがあるのが面白いですね!

 

 

2022年を振り返って

--さて、ここからは2022年を振り返っていきたいと思います。昨年は、3月末まで損保ジャパンで人事部長を務められ、4月にSOMPOケアの社長に就任されました。ご自身を取り巻く環境が激変した1年だったのではないかと思いますが、いかがでしたでしょうか?

鷲見 3月末までは、社長という役割を外からしか見たことがなかった訳ですが、実際に社長になって本当に実感したのは「見える景色が全然違う」ということでした。

社長になる以前の仕事だって決して大変じゃなかった訳ではないですが、「社長ってこんなに大変なんだ」と感じたんですね。

「SOMPOケアの社長」には、2万5千人の職員の皆さん、8万人のご利用者さま、それにご家族まで含めると30万人あまりの人に対する責任があります。「SOMPOケアを潰したら皆が路頭に迷ってしまう。そんなことをしてはいけない。」というプレッシャーですね。

社長の役割って、全てが判断・決断だということなんです。もちろん、遠藤さんに相談することはありますが、基本は自分で決めていくということなので。自分の判断軸というものは、常に意識していますね。

 

--社長就任から約10か月となりますが、プレッシャーは今も感じていらっしゃいますか?

鷲見 日曜日が一番まずいんですよ(笑)。日曜日はルーティンがあって、だいたい昼過ぎに走りに行き、お風呂に入って食事をして、その後色々考え事をします。例えば、2030年までにやりたい事、やるべき事を挙げていって、本当にこれでSOMPOケアが成り立っていくのだろうか、成長していくのだろうか、日本の介護を変えることができるのだろうか、とあれこれ悩んだり。

社長って、ある意味、誰にも相談できないというか、孤独というのが一番辛いのかもしれませんね。

 

--「社長」という、同じ立場で考えてくれる人が社内に誰もいないということですね。

鷲見 そういうことですね。

 

--「社長の大変さ」やプレシャーを実感されているとのことですが、「いつかは社長になりたい」とは考えていらっしゃったのですか?

鷲見 社長になりたかったというよりは、「色々な物事を変えていくためには、社長になるしかない」と思っていたという感じですね。

例えば、自分が課長だとして、何かやりたいと思ったことがあったとしても、部長に反対されてできない時ってあるじゃないですか。反対に、上司から「これをやりなさい」と言われたことを自分の意に反してやらなければならないとか。「部長めんどくさい」って思う瞬間(笑)。

で、部長になると今度は「役員めんどくさい」って思う(笑)。で、役員になると今度は・・・(笑)。

そうやって考えていくと、会社を良くするために自分がやりたいことをやるには、社長になると楽なんだなと思った訳ですね(笑)。

ただ、社長になったからといって何でもできる訳ではなくて、自分のやりたい事を分かりやすく説明して、皆さんに納得してもらうことが大事。

例えば子ども食堂も、いくら私がやりたいと言っても、皆さんがそれに賛同してくれない限りできないわけですから。皆さんの共感を呼ぶリーダーでありたいと思います。

 

2023年はどのような年に?

--さて、2023年を迎えました。プライベートの目標は、昨年と同じく、ランニング1,000キロ・読書100冊でしょうか?

鷲見 そうですね。昨年、ランニングについては1,050キロとなり、目標を達成することができました! 読書については、実はカウントの起点が4月からなんですよ。読書は仕事絡みでもあるので、区切りが年度単位になっています。ただ、昨年は4月から12月までで読んだ本が150冊になりました!

 

社長室前の本棚が2つになりました。多くの方が本を借りているようです!

 

--社長としてはいかがですか?

鷲見 この年末年始も、この会社をもっともっと良くするにはどうしたら良いのか、ということをずっと考えていたんですよ。昨年7月に発表した「SOMPOケアグループ 未来へのチャレンジ」で掲げた9個の施策を達成するためには、何をしなければいけないんだろう、ということです。(9個の施策については、「SOMPOケア 未来へのチャレンジ」の動画をご覧ください!

ずっと考えて、未来へのチャレンジの土台になるものは、やっぱり人を大切にすることなのだと分かりました。人を大切にするということは、人を育てていくということです。もちろん、自身の成長も大切です。

そのために何をしたら良いのかを考えた結果、「SOMPOケア ユニバーシティの拡充」にたどり着きました。

人生100年時代、誰もがいつでもどこでも学べるようになるといいですよね。勉強したいと思っている人は沢山いると思うので、その環境を作ってあげたいんです。

詳しくは今後公表していくことになりますが、ぜひ楽しみにしてもらいたいです!

 

--人生100年時代、、、長いですね。鷲見さんは、できる限り仕事をしたいと思われますか?

鷲見 今ちょうど50歳なので、人生100年とすると残り50年。。今までと同じだけの時間があると思うと、結構大変ですね(笑)。

私はできる限り仕事をしたいと思っています。

まず、私が社長として「SOMPOの介護が日本の介護を変える。そして、日本の未来を創る。」 このパーパスを成し遂げることです。そして、私が社長としてやらなければいけないこと。それは、偉そうですが、次の「SOMPOケアの社長ができる人財」を育成すること。その人財が育ったらバトンを渡すことになると思います。

プロ野球選手でも、2つに分かれますよね。ずっと現役にこだわり続ける人と、あるタイミングでスパッと辞める人と。どう考えるかって、難しいですね。

私自身についていうと、後進に譲るべきタイミングが来て社長を辞めたら、次は学校の校長先生をやって、最後はホーム長をやりたいんです。もう、流れは決まっているので(笑)。

 

--「鷲見校長先生」、すごく合っていますね。でも、校長先生って、どうやったらなれるのでしょうか?

鷲見 最近は、民間出身の校長先生も増えてますし、「校長先生をやりたい」と言い続けていれば、声がかかるんじゃないかと思ってます(笑)。でも、その前に「SOMPOケア ユニバーシティの学長」が待っています(笑)。

 

--2023年、他に「これはやりたい!」と思っていることはありますか?

鷲見 美味しいラーメンが食べたいです!!!(笑)

 

--今もラーメンは我慢していらっしゃるのですか?(詳しくは、第4回第5回の「トツゲキ!インタビュー」をご覧ください!)

鷲見 我慢しているんですよ! 誰かが「ラーメン食べに行きませんか?」と言ってくれたら食べるんですが、自ら行くことは我慢してます。

現場を訪問する際などに、同行してくれる誰かが「鷲見さん、昼はラーメンでいいですか?」って言ってくれれば、ラーメンに行けるんですけどね(笑)

 

全国の皆さん! 鷲見さんが訪問された際のお昼には、ラーメンを提案してみてはいかがでしょうか!!

 

--鷲見さん、今回もありがとうございました!

 

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ABOUT USこの記事を書いた人

植松 麻紀子
広報・広告宣伝・ウェブサイト運営全般を担当。毎日でもカレーを食べたいカレー好き(^^)