リーダーズ12を追え!厚労省実証事業へのチャレンジ!Part4
このコーナーでは、2022年7月にスタートした厚労省実証事業に取り組む12の介護付きホーム、“リーダーズ12”を紹介します。今回はPart4です!
リーダーズ12がチャレンジしている厚生労働省実証事業の概要・取組み内容については、こちらの記事をぜひご覧ください!
Q.実証事業に選抜された時の率直なご感想、今後の展望、課題などを教えてください。
◆佐々木上席ホーム長
森田事業部長から「浄心が実証事業の選定ホームに選ばれたよ!」と声をかけていただいた時、最初に頭に浮かんだ言葉は「どエライことになった…。」でした(笑)。しかし、実際に実証事業が持つ「役割と必要性」、そして「重要性」を聞いた後に、「介護業界に身を置く人間として、これは今、自分がやるべき事だ」という固い決心ができました。それからは、どうやってスタッフにも同じ熱量を持ってもらうか、どうやって現場力を高めるかということを主軸にしながら、全スタッフが一丸となって、今日まで走り続けてきました。
Q.実際に選抜され、見えてきたことは何かありますか。
11月現在、実証事業は最終フェーズに入り、見えてきた今後の課題は、3点です。
1)実施してきた中で高められた現場力やスタッフのモチベーションを、今後にどう繋げるか。
2)実証事業を経て効率化できた時間を、ご入居者さまに対して具体的にどうやって還元していくことができるか。
3)今回、実証事業で得た経験と実績を、近隣ホームへ横展開していくこと。
「未来の介護」を創るための一歩目を、そんぽの家 浄心が踏み出せたことは誇りです。この経験を活かすためにも、今後もさまざまな変化に強いホームとなれるよう今後も努めて参ります!
Q.スタートしてからスタッフやご利用者さまに変化はありますか?
◆小杉副ホーム長
まずスタッフからは、「とんでもないことが起こりそう」「やってみなければわからない」「ワクワクする」「何か大変そうな仕事になりそう」という期待半分・不安半分の声が上がっていました。
スタッフに向けては、この事業の目的や想いを理解してもらうため、何度も説明会を行いました。役員の皆さま・業務革新部・西日本第一サービス品質課の皆さまからの情熱的な全面協力により、変化に対する戸惑いもほぼほぼ解消し、スタッフ全員で新たなチャレンジをしよう!という活気ある職場環境となっております。
そして、介護用シャワー入浴装置「美浴」・ウルトラファインバブル発生装置「ピュアット」等の入浴テクノロジー機器導入により、ご入居者さまの入浴キャンセル率の軽減や「まだ美浴から出たくない」というポジティブなご意見が聞かれます。さらに、再加熱カート導入に対しては、「いつでも温かい食事は温かく、冷たい食事は冷たく食べられるので、とてもおいしい」というご意見をいただいています。
最後に、サポートスタッフから一言!
◆西日本第一業務部西日本第一サービス品質課 今西さん
「介護人材不足」という社会課題に対し、そんぽの家 浄心のサポート役として、ご入居者さま・スタッフからご意見を頂戴し、少しでもお応えしたいと日々、取り組んでいます。今後は、この経験を活かし、他事業所へのテクノロジー機器導入について積極的に関わっていきたいと考えております。
◆西日本第一業務部西日本第一サービス品質課 谷口さん
実証事業のスタートに当たり研修を受ける中で、この先の人員不足が目に見えているという現実を理解し、サービス品質を維持・向上させながらスタッフの負担軽減、作業効率を上げるため各ホームに合ったテクノロジー機器の提案、ビッグデータの活用などが必要なのだと実感しました。そんぽの家 浄心の皆さまには、「やって良かったと」思っていただけるよう日々努めています。
part5もお楽しみに!