レッツ・腰痛予防!!~その壱~
介護現場で働いている皆さん。ご自宅で介護をされている皆さん。腰痛に悩んでいませんか。
そもそも腰痛とは?
二足歩行の人間の腰部は身体の中心となり、あらゆる動きや力を支える基盤です。しかし、腰部はほぼ背骨1本でその負荷を受け止めています。そうなると、必然的に背骨に付着している筋肉や靭帯、椎間板への負担も大きくなってしまうのです。その負担の積み重ねによって痛みが発生すると考えられるものが、一般的な腰痛の大半を占めていると言われています。
介護においては、足を肩幅程度に広げ、重心を低く保ち介助をおこなうボディメカニクスに代表される、腰痛予防に効果的と言われている基本的な姿勢をとっての動作も大切ですが、ストレッチも効果大。ストレッチによって腰の負担を和らげ、腰に休み時間をつくってあげましょう!
SOMPOケアでは
腰痛を効果的に予防・緩和させる体操を、入社時等の研修に取り入れています。
監修は、東京大学医学部附属病院 22世紀医療センター 特任教授の松平 浩先生です!
今回こちらの体操を、ウェブ社内報「SOMPOケアWATCH!」をご覧の方に、三回にわたってご紹介します。それでは早速!
『より効果的に腰痛予防につなげる「これだけ体操」』
①肩幅より少し広めに足を開く
② 両手の平を縦にしてお尻に当てる
③ 息をフーッと吐きながら骨盤を押し出し、「イタ気持ちいい」と感じる所まで反らせる
この時、できるだけ膝は伸ばしたままに。
④ そのまま 3秒間キープ
⑤ ゆっくりと上体を元に戻していく
※3回繰り返しましょう♪
★正しい姿勢
両手は指をそろえ、左右近づけてお尻に当てます。
肩甲骨を寄せて、胸を張るのがポイント。
★NG姿勢
※ご注意※
痛みやしびれが、太もも~ふくらはぎのほうに広がる場合は、体操を中止し整形外科に相談してください。
いかがでしたか。簡単ですよね!
腰痛予防・緩和にお役立ていただければと思いますので、皆さんもぜひお試しください。くれぐれもご無理なさらず!
次回は、「ハリ胸スクワット」をご紹介します!