ホーム見学会やイベント集客につながる かんたんで見やすいチラシを作ろう!(4)
今回はステップ4「簡単にレイアウトを作ってみる」ステップ5「写真やイラストを準備する」を解説します。
ステップ1「誰に伝えたいのか明確にする」の記事が読みたい方は→ここをクリック
ステップ2「チラシに載せる情報を書き出す」の記事が読みたい方は→ここをクリック
ステップ3「キャッチコピーを考える」の記事が読みたい方は→ここをクリック
ステップ4「簡単にレイアウトを作ってみる」
レイアウトとは、チラシの設計図です。家を建てる時に、いきなり木材やトイレ、キッチンなどを土地に持ち込むことはしませんよね。まず設計図で間取りを書き、トイレやキッチンなどの位置を決めますよね。チラシも同じで、限られたスペースのなかでどの位置に、どのくらいの大きさで、何の項目を記載するかを決めましょう。チラシのサイズが決まったら、初めに簡単に下書きをしてみましょう。
簡単なレイアウトを、実際に書いてみよう!
作りたいチラシと同じサイズの用紙、鉛筆、消しゴムを用意します。まずは、一番上にロゴとライジングアーク、チラシの一番下に連絡先を配置しましょう。そして、ステップ1~3で記載したい内容は決まっているので、一番伝えたい内容を大きく、一番はじめに書きます。イベント集客やホーム見学につなげるためには、チラシを手に取った時点でお客さまの心を動かす必要があります。
次に注意が必要なのは、“視線”の流れに沿って配置するということです。
横書きのチラシの場合、人の視線は自然とZ型、すなわち紙面の①左上、②右上、③左下、④右下の順に視線が動きます。
注目→興味・関心→行動の順で、チラシを見てもらうことを意識しましょう。
たとえば、トップに「一番伝えたい内容のキャッチコピーや画像」、目線が動いた先に「興味が湧く内容」、そして行動を促す「開催日時・時間・地図・電話番号」の順に配置すると、視線の流れ、見てほしい情報の流れに沿った内容になります。
情報の強弱をつけてみよう!
重要な情報は、大きく配置して視線の流れの中で確実に見てもらえるようにします。具体的には、キャッチコピー、画像、目玉商品、行動につながる要素(電話がほしい場合は電話番号、来訪に繋げたい場合はキャンペーン期間や地図等)を大きく配置します。
記載したい内容、記載すべき内容をレイアウトを考えながら書き出してみよう!
ステップ5「写真やイラストを準備する」
画像は、文字の情報量の7倍といわれています。限られた紙面の中で、写真やイラストなどの画像を有効に活用しましょう。
写真を撮影しよう!
写真は〈明るさ〉〈ピント〉〈背景〉に注意しましょう。
〈明るさ〉
暗い写真はわかりづらく、印象もよくありません。天気がよく、自然光が十分に入る場所で撮影すると、明るさも色合いも自然な写真が撮影できます。
〈ピント〉
カメラやスマホで撮影した画像を確認すると、ピントは合っていたと思ったのに拡大してみるとぼやけていたということはありませんか?それを防ぐために、必ず複数枚撮影するようにしましょう。特に紙に印刷する場合は、解像度が高いものを選びましょう。解像度が低いと不鮮明な粗い画像が印刷されてしまいます。
〈背景〉
余計なものが写り込まないようにしましょう。うまく撮影できたのに、背景に著作権がある芸能人やキャラクターのポスターが移りこんでいたりすると、画像が使用できなくなる場合があるので注意しましょう。
イラストを準備しよう!
悩んだり困ったりしているイラストは、不安を煽るイメージになってしまうかもしれません。なるべく明るく、ポジティブなイラストを使用しましょう。でも、イラストが描けない・・・どうしよう・・・と思っている方いませんか?SOMPOケアでは、自由に使えるイラストがあるのをご存じでしょうか?広報部に所属している社員兼イラストレータが描いたイラストが多数あります。季節の行事や「ぽっけ・オータスくん」のイラストもあります。ガルーンのファイル管理に格納してあるので、ぜひご活用ください。
http://gr2.amille.local/scripts/cbgrn/grn.exe/cabinet/index.csp?hid=4022k
※会社PCからのみアクセス可能です。
その他にも、インターネットから気軽にダウンロードできるフリーのイラストがありますが注意が必要です。「フリー素材」でも「商用利用NG」「クレジット表記必須」などの利用規約があります。著作権違反にならないように、確認してから使用しましょう。
以上ステップ4「簡単にレイアウトを作ってみる」ステップ5「写真やイラストを準備する」でした。
次回は、最後のステップ6「制作から印刷まで」。
「チラシを制作する」「出来上がったチラシに誤りがないかチェックする」「チラシを印刷する」を解説します。
集客できるチラシを作れるように、一緒に頑張りましょう。