連載
2022.06.16
SOMPOケアギャラリー
作品番号⑤「丁寧に創り上げられた、木彫りの芸術」
<作者紹介>
飯野 禮子(イイノ レイコ)さま 92歳 / ネクサスコート白石南郷
精巧な細工が施された木彫りの温度計、本当に美しいですよね。作者は、ネクサスコート白石南郷にご入居されている飯野 禮子さま。
木彫りは5年ほど前まで、30年に亘って続けられていたご趣味だそうです。ホームにご入居されてからも、しばらくの間はホームの木彫りサークルで、ほかのご入居者さまも一緒に楽しまれていました。
なんと、彫刻刀コレクションは150本!お部屋に飾られていた作品は、ため息が出るほど美しいものばかり。完成まで数年を要することもあるそうで、その集中力と根気には、本当に頭が下がります。
華やかさと重厚感あふれる作品!
ホームでのレクも楽しみの一つ。椅子に作品を飾っています。
「タンスを3つ作ったけど、置き場所がなかったわ」と笑わせてくださる飯野さまは、ユーモアのセンスも抜群です。
民謡や長唄、刺繍など、多くの趣味を楽しまれてきた飯野さま。ご主人の転勤で、網走や北見、根室、函館など、北海道中で暮らしてこられたそうです。「転勤先では、趣味の教室に行くとお友達ができるのよ」と伺い、納得です。
居室で使用されている、飯野さま手彫りのタンス
北海道グルメは、根室の花咲ガニをおすすめいただきました!
ちなみに、ご主人はお隣の居室に。^^ 今も仲良く過ごされています。
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