『100歳リレー』 ~ホームで出会った100歳の同級生~
SOMPOケア ラヴィーレ東逗子
三田村 鳳治さま(左) 宮本 茂さま(右)
「100歳リレー」では、全国のホームで100歳を迎えられたご入居者さまお一人おひとりにスポットをあて、日々のいきいきとされたご様子など「その方らしさ」をありのままにお伝えしていきます。
今回は、ラヴィーレ東逗子に入居されている、三田村鳳治さま、宮本茂さまをご紹介します!
お話し上手な三田村さま 「話し出すと何時間でもおしゃべりできるんだよ!」
神奈川県逗子市沼間にある法勝寺で住職をされていた三田村さま。2016年に体調を崩し入院されましたが、退院後にホームでの生活を始めてから、体調は安定されているそうです。
三田村さまはJR横須賀線「東逗子」駅の開業当時、建設委員会の副委員長を務め、新駅の開設を請願する活動や資金提供を募る活動など、幅広く尽力されました。東逗子駅は今年で開業70周年を迎え、記念事業が発足。三田村さまは相談役として就任されました。新聞社やタウン誌から当時の活動に関する取材を受け、インタビュー記事が多くのメディアで掲載。記事の反響もあり、近隣の小学校のオンライン授業にも参加されるなど、現在も意欲的に活動されています。
絵を描くことがお好きな宮本さま 居室の窓からの景色を楽しまれています!
今まで大病をされたことがなく、まさに「無病息災」で暮らしてきたという宮本さま。ラヴィーレ東逗子にご入居後も、息子さまやご兄弟が頻繁に面会で来訪され、心身ともに穏やかに毎日を過ごされています。
ジョークを交えた会話でスタッフを笑顔にさせてくれる宮本さまは、絵を描くのが趣味。居室の窓から臨む一望を、スケッチされているそうです。ご出身地である長崎県平戸の風景を想い起こしながら、描かれることもあるのかもしれません。ホームの周辺は緑豊かな環境なので、四季折々に変化するその表情を楽しまれていることでしょう。
ズバリ、健康の秘訣は?
「毎日100歩、軍隊みたいに足をしっかり上げて、手を振って歩くことだよ!どこにもつかまらないで、元気いっぱいに歩いてたら、転倒を心配したナースに『どこかに手をかけながら歩いてくださいね』って言われちゃったよ(笑)」と三田村さまがハツラツと教えてくださいました。
宮本さまは、毎日のお食事を腹八分目にするよう心がけていらっしゃるそうです。
ご自身で歩いて生活をされているおふたりから、納得のご意見をいただけました!
今年1月に入居され、まだ間もないころの宮本さまは、ご自宅での生活を強く希望されているご様子だったそうです。そんな中、三田村さまと楽しく会話をされ、おふたりで交流を深めていくうちに、徐々にホームでの生活に慣れてこられたとのことです。ティータイムには、今までに行ったことのある旅行先や、戦争当時のことなどについて、おふたりでお話しされているそうです。
「おふたりが生まれた逗子と長崎、かなり遠く離れているのに、今こうやって同じホームで100歳の同級生が出会うのは感動的ですね!」とスタッフが語りかけると、「確かにね。すごいことかな!」とおふたりともニッコリ笑顔。
同級生という特別な繋がりで、心を通わせるおふたりの仲睦まじい様子が、写真からも伝わってきます。
ホームが巡りあわせた、素敵なご縁です。
今日は、おふたりでどんなことをお話されているのでしょう。