ホーム見学会やイベント集客につながる かんたんで見やすいチラシを作ろう!(3)
今回はステップ3の「キャッチコピーを考える」を解説します。
ステップ1(誰に伝えたいのか明確にする)を確認したい方は→ここをクリック
ステップ2(チラシに載せる情報を書き出す)を確認したい方は→ここをクリック
キャッチコピーとは、商品の魅力やサービスの情報をわかりやすく凝縮し、ターゲットの心を“キャッチ”するためのコピー(文章)です。実は一番難しい作業ですが、たとえチラシのデザインがイマイチでも、ターゲットを振り向かせ、行動に繋げることができる非常に重要な要素です。
ステップ1で「誰に伝えたいか」を考え、ターゲットを絞りました。そのターゲットの悩みや課題を解決できる自社の強みや、競合他社と差別化できる要素、価格、利便性など、欲しい情報や行動に移すきっかけなどを、思いつくまま書き出してみましょう。
ターゲットになりきり、ターゲットが抱える不安や不満、悩みなど書き出し、それを解消できるポイントを考え、ホーム・事業所の自慢やサービスの特徴などをまとめてみましょう。
書き出した単語や文章を組み合わせて、チラシを手にしたときすぐ捨てられないような、思わず読みすすめてしまうようなキャッチコピーを作れたら最高です!
ステップ1でも説明しましたが、不特定多数の人に向かってチラシを作っても、そのメッセージは誰にも反応してもらえません。多くの人に反応してもらうのではなく「誰に」反応してもらいたいのかを明確にすることが重要です。考え方を柔軟にして、「私のホームはこのような方に合うと思うから、ぜひ来ていただきたいなぁ」とピンポイントでキャッチコピーを制作してみるのも効果的です!
何と言ってもチラシの成功率は、100枚配って1人反応があれば大成功なのですから。
目に留まるキャッチコピーにするためのコツ
- 数字の活用
「ご入居者さまの98%が〇〇アクティビティをご利用されています!」「ホームで人気Nо1」など
- 新しさ
「リニューアルオープン」「新サービス」「New」など
- 限定性
「空室残り2部屋」「10名さま限定」「期間限定キャンペーン」など
- 話題性
「○○新聞に掲載」「○○テレビで当施設の取組み内容が放送されました」「今大人気の○○!」「注目されています!」など
- 利便性
「駅近!徒歩約5分」「各専門医が居室まで訪問!外部受診の必要がありません」など
- 実際の声
「居室で愛犬と一緒に過ごし、天気の良い日は夫と愛犬と散歩を楽しんでいます。(ご入居者さま/88歳/女性)」「ラウンジでコーヒーを飲みながら、新聞を読んだり歓談したり楽しんでいます。(ご入居者さま/90歳/男性)」など
誰でも、最初から反響を呼ぶキャッチコピーは作れません。反応を見ながら、徐々にターゲットに響くキャッチコピーを見つけていきましょう。何回かチラシを配布していると、ある日突然多くの問い合わせが来る日がきっときます。そのチラシはターゲットに響いたチラシなので、たくさん活用しましょう。
以上ステップ3の「キャッチコピーを考える」でした。
次回は、ステップ4の「簡単にレイアウトを作る」を解説します。
集客できるチラシを作れるように一緒に頑張りましょう。