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連載
2024.10.04

ケアエール de 実践! 在宅生活のチームケア ~ハッピーデイズ入間~

当社では、コミュニケーションアプリ「ケアエール」、介護事業者向けWEBシステム「ケアエールPRO」を通じて、ケアが必要な「ご本人」と「関わる全ての方」が絆を深めることで、在宅生活を無理なく続けるチームケアの実現を目指しています。

※ケアエール/ケアエールPRO(以下、ケアエール)についての詳細は文末をご覧ください。

当連載では、ケアエールの活用事例や、起こった変化についてご紹介しています。
第8回目は「SOMPOケア ハッピーデイズ入間(埼玉)」の管理者 水野さん、生活相談員 埋橋さんにお話を伺いました。

 

SOMPOケア ハッピーデイズ入間って、どんな事業所?

水野さん:
“レストランのフルコースのようなお食事”と、“五感を使って季節を感じ、アクティブに動くことを意識したレクリエーション”が特徴の事業所です。

また、地域との繋がりも大切にしています。公民館や地域包括支援センターよりボランティア団体を紹介いただき、歌や踊りの披露、フラワーアレンジメントや陶芸教室の開催など、様々なイベントを開催しています。

デイサービスの営業において、口コミは絶対的な効果があります。ご利用者さまやご家族さまからの「ハッピー、楽しいのよ!」という声や、ボランティアで来てくださった方々の「あそこは活気があっていいのよ!」といった評判を地域に広げていくことは一番重要です。そのためにも、ご利用者さまやご家族さまから喜んでいただけるサービスを提供し続けていきます。

左上写真:左から3番目 水野さん(管理者)、右端 埋橋さん(生活相談員)

 

サービス実施記録やモニタリング作成の効率化

埋橋さん:
ケアエールにより一番楽になったことは、手書きの転記作業が減ったことです。

以前は、申し送りノート・サービス実施記録・ケース記録等、日々記録が必要な用紙は多岐に渡り、同じ内容を何度も手書きする必要がありました。これが画面上でのコピー&ペーストで済むようになりました。日々のサービス実施記録作成だけでも、1日あたり15~20分、1月あたり6~8時間程度の短縮ができました。記録をコピーしてファイリングする手間も省けています。

また、モニタリング報告書作成の効率化にも繋がっています。ケアエールの画面上で簡単に1ヵ月の様子を振り返ることができるので、モニタリング時に個人ファイルを探し出して開く必要がなくなり、場所も気にせず、ちょっとした隙間時間に取り掛かれるようになりました。

水野さん:
職員のマインド面でも変化を感じています。これまで “こうやるのが当たり前”と思って続けていたことを、見直すことが出来るようになりました。写真の撮り方一つをとっても、「どんな写真が喜ばれるか」を職員間で話し合い、工夫を凝らすようになりました。

 

ケアマネジャーや他事業所の皆さまとの情報連携もスムーズに

埋橋さん:
ケアマネジャーの皆さんからも「写真・動画で様子を見れるので分かりやすい」と好評です。アプリへの参加ができない方からも、モニタリング報告書をご覧になって、「これはすごい!」とのお声をいただいてます。

水野さん:
皮膚状態が気になるご利用者さまの写真を担当のケアマネジャーさんへ共有するようにしているのですが、先日、ケアマネジャーさんから訪問看護の方へケアエールを利用し気になる点をお伝えいただき、後日訪問した際の様子をフィードバックいただくことがありました。他社のサービス事業者にもケアエールを広めていくことができれば、このような多職種連携がよりスムーズに進んでいくことを実感しました。

ケアマネジャーさまを介した訪問看護との連携

 

【実践エピソード】ご家族さまと連携した排泄ケア

水野さん:
Bさまのご家族さまは、ご自宅での排泄状況をホワイトボードで管理されていて、それをケアエールで送ってくださっています。Bさまは認知症によって会話が難しくなってきているのですが、その情報があるおかげで、適切なタイミングで排泄のお声掛けをすることができています。

ライター注:ケアエールアプリで排泄記録を入れることで、ご自宅と事業所の記録をデータで一緒に確認できるようになることをお伝えしました。ぜひ試してみていただきたいと思っています!

 

【実践エピソード】ご本人のルーム参加によって暮らし全体を支える

埋橋さん:
ご自身でルームに参加されているご利用者さまが2名いらっしゃるのですが、最近、デイサービスからの帰宅後に「今日は疲れたけど楽しかったよ」等のコメントをいただくことがあります。デイサービスで過ごす時間以外の繋がりができることで、その方の暮らし全体を支えている仕事だということを改めて実感できます。

ご利用者さまから直接いただく感謝のメッセージ

ふとした問いかけで、ご本人さまの想いを関わる人たちで共有できる

 

今後に向けて

埋橋さん:
ケアエールを使い始めてからご家族さまとのコミュニケーションが増え、「ご家族さまからご利用者さまへの関心が高まった」と感じています。今後も職員同士で写真や文章表現の「伝わりやすさ」を話し合いながら、ご家族さまやケアを支える多職種の方々との連携を深め、より良いケアに繋げていきたいです。

水野さん:
ご自宅が大好きなご利用者さまが多いため、在宅生活をできる限り長く支えたいと考えています。単にお客様として接するのではなく、ご利用者さまの想いを引き出し、それを一緒に叶えていけるようなデイサービスを目指しています。
そのためにも、ご利用者さまの様子を日頃からケアエールで共有し合うことで、 “できること”に制限をかけずに願いを叶えるチームケアを実践していきたいと思っています。

 

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ケアエールhttps://careyell.com/
ケアが必要な要介護者の体調、日常の様子や気持ちをご自身、ご家族やケアマネジャーなどケアに関わる方々と、写真や動画を添えて無理なく共有することができる無料のモバイルアプリ。

ケアエールPROhttps://careyell.com/pro
記録業務をデジタル化し、ご利用者一人ひとりのリアルな今を写真・動画を添えて共有・蓄積できる介護事業者向けWEBシステム。

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ABOUT USこの記事を書いた人

ケアエールチーム
ウェルビーイング事業部ケアエールチームです。ご家族や関係者と共に取り組むほっこりするチームケアの事例などを発信していきます!