ミニ職業体験 ~チャイルドフェス㏌そんぽの家S高槻南~
7月13日、そんぽの家S高槻南にて「ミニ職業体験~チャイルドフェス㏌そんぽの家S高槻南~」が開催されました!ミニ職業体験は、子ども食堂を通して、子どもたちが介護に関わる仕事を理解することや、子どもたちとご入居者さまの交流を促進しています。
当日は、2歳~10歳の近所のお子さま16名が参加しました。職業体験のために、ホームと連携しているサン薬局の薬剤師さん・骨密度測定器を制作しているヤサカ商事株式会社の職員さんが、駆け付けてくれました。
そんぽの家S高槻南からは介護・看護・福祉用具の仕事体験を提供しました。
ミニ職業体験をすることになったきっかけ・経緯
以前、同じ大阪北東事業部のそんぽの家S箕面唐池公園で行われた「ミニ職業体験」のお手伝いをしました。開催を通して、そんぽの家S高槻南でも実施することで、ご入居者さまの笑顔や地域の方々との交流が増えると考え、計画しました。(上席ホーム長の中西さん)
そんぽの家S箕面唐池公園で行われた「ミニ職業体験」の記事はこちら
https://www.sompocarewatch.com/event/15889/
チャイルドフェス開催!!当日の様子をご紹介
当日はまず、いつもの子ども食堂同様に、昼食を食べてもらいました。この日の食事は、みんな大好きカレーです!子どもたちは大喜びです。
食事を食べた後は、お楽しみのお仕事体験をスタート!
食事の提供をする介護プライドマイスターの藤井さん
お仕事体験ブースは全部で5つ用意しました。
介護体験(高齢者疑似体験・自助具使用体験・水分のとろみ付け)
看護体験(疑似問診・聴診器や血圧計の使用体験)
薬局体験(疑似薬の一包化体験)
福祉用具(車いす・杖)の使用体験 ※サン薬局さま協力
骨密度測定器の使用体験 ※ヤサカ商事さま協力
参加する子どもたちには、子ども用の制服に着替えてもらい、それぞれのお仕事を体験してもらいまいた。
各ブースにご入居者さまも加わり、協力してくださいました。「LOVOT」も応援に参加し、子どもたちは元気いっぱいで体験スタート!
子どもたちは、お仕事をするとお給料が出ます。(そんぽの家S箕面唐池公園同様に、「子ども通貨」を今回も使用)
介護体験
介護ブースでは、自助具を使ってお皿からお椀へブドウ移し!参加した子どもたちは「できた~」と大喜び!
トロミ付けの体験では、ご入居者さまへ「どうぞ~」とお渡しし、ご入居者さまは「うまくできたね。ありがとう」と喜んでいました。
ブドウを移すのに真剣な様子!
トロミのついた飲み物を試飲中
看護体験
看護ブースでは、おもちゃの聴診器や血圧計を使い、「痛いところはないですか?」
「血圧測りますね~」と元気いっぱいにご入居者さまへ声をかけ、ご入居者さまは「元気ですよ。うまいね!」と、皆さん楽しみながら体験していました。
一生懸命、血圧を測っています
薬局体験
薬局コーナーでは、サン薬局さまご協力の元、処方箋から薬に模したラムネを一包化にする体験。「これでいいですか?うまくできる?」と心配そうに作業をしていましたが、できた時には「すごーい。できた!」と大喜び!
薬(ラムネ)を一包化する体験中
福祉用具(車いす・杖)の使用体験
福祉用具のブースでは、レーザーの出る杖(歩行開始のトレーニングのために、レーザー装置が内蔵された杖です。)に「かっこいい!!」と何度も体験する姿も。車いす体験では、「簡単に押していける!」と、友達同士で楽しく体験をしてくれました。
楽しみながら、真剣に福祉用具に触れていました
骨密度測定器の使用体験
骨密度測定のブースでは、「ここに足を置いてください」とご入居者さまへ伝え、測定開始。
「はい。これどうぞ。」と測定結果をご入居者さまへ渡す姿は、とてもかわいかったです。「よくできたね。どうもありがとう。」とご入居者さまから感謝の言葉ももらっていました。
真剣に測定しています
約1時間半、ご入居者さまと子どもたちに加え、ご家族さまやスタッフも、笑顔いっぱいになりました。
お仕事をした後には、お給料(子ども通貨)をもらい、お土産を買って終了となりました。
お給料で初めてのお買い物
イベントが終わると、ご入居者さまは、地域の子どもたちやご家族さまと交流ができ、生き生きとした表情になっていました。
大阪北東事業部長の紅床さんよりコメント
第二回目の子ども食堂+チャイルドフェスを開催いたしました。
掲載写真のように、各ブースで、ご入居者さまと子どもたちの笑顔が溢れており、 温かいピンク色のオーラに包まれたような楽しいイベントとなりました。スタッフの皆さん、事前準備や当日の進行、本当にありがとうございました。ご入居者さま、子どもたち、地域の皆さま、参加していただいた企業さま、SOMOPOケアのスタッフさん、とても素晴らしい地域連携ができてきていると思います。これからも、地域に根ざした愛されるSOMPOケアを目指していきます。
上席ホーム長の中西さんよりコメント
開催にあたり、多くのスタッフさんが関わってくれました。「こうなったら楽しいね!こうしたらもっとわかりやすいんじゃない?」など、前回のそんぽの家S箕面唐池公園から引き継いだチャイルドフェスを参考にしながら、みんなで作り上げていくフェスを開催することができました。参加されたご入居者さまの笑顔は最高!!でした。そして、「参加してくれた子どもたちの中には、人見知りでなかなか話ができない子も、すぐに打ち解けて楽しんでいた」とお話を伺い、そんな効果もあったんだと、とても嬉しかったです。
お子さん、保護者の方、ご入居者さま、企業さま、スタッフ含め、総勢60名以上ご参加いただきました。大阪中央事業部、大阪南事業部のスタッフの方にもお手伝いいただき、大成功となりました。皆さま、本当にありがとうございました!
副ホーム長の奥藤さんよりコメント
前回のそんぽの家S箕面唐池公園からバトンを受け取り、そんぽの家S高槻南らしさを取り入れ、多くの方の関わりや繋がり、ご協力のもと開催することができました。子どもたち、ご入居者さまの笑顔や「楽しかった!」という言葉、皆さんと一緒に体験することで、自分自身も楽しむことができました。バトンを繋ぎ、次のチャイルドフェスも一緒に盛り上げたいです。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
介護プライドマイスター(ケアコンダクター)の藤井さんよりコメント
普段の子ども食堂とまた違った雰囲気があり、わくわくしました。子どもたちが、仕事体験をしている姿を眺めていたご入居者さま。童心に戻られたかのように色々なブースに興味を持たれ、参加されていた真剣な表情を見ることができ、新鮮でした!少し人数が多く、慌ただしく感じましたが、やり遂げた感じは気持ちよく思えました。このフェス開催を通じ、ご入居者さまの喜ばれる表情はやりがいに感じました。
次回開催も楽しみにしています!!