外出自粛中、ホームにいても開放的な雰囲気を味わってもらいたい!
2022年1月中旬、新型コロナウイルス感染が再拡大してきた頃です。
東京都西東京市にある「そんぽの家S武蔵野」の、エントランスを入った正面の壁に、なんとも心安らぐ木と鳥が出現しました。
といっても、本物ではなく「ウォールステッカー」といって壁に貼るシールです。
中心になって制作したのは、介護スタッフの茂原さん。
茂原さんが自宅にウォールステッカーを貼ったところ部屋が華やかになり、ホームにも貼ったらご入居者さまが喜んでくれそうだと思い、設置したそうです。
エントランスに貼ったのは、「ウォールステッカーフォトフレーム」といってその名の通りフォトフレーム付きなので、ホームで働くスタッフの顔写真と名前を一緒に飾っています。
茂原さんは、夜勤の休憩時間に1人で作業したそうです。一番大変だったことを伺うと「小鳥が紐を引っ張っているアーチをなめらかに見せるのが、なかなかうまくできず時間がかかった」と教えてくれました。写真で見ると、確かに細くて長いシールが難しそうです。
設置後、さっそくご入居者さまやそのご家族さまから、スタッフの顔と名前が覚えやすくて助かるというお声をいただいているそうです。
エントランスにウォールステッカーを設置した5日後、今度はホーム2階のエレベータホールに、なんと桜と小鳥たちが!
こちらも茂原さんが「コロナ禍で外出を自粛しているご入居者さまに、ぜひご覧になっていただきたい ! 」という熱い思いで、休憩時間も使いながら、2日間で作業を行い完成させたそうです。
桜の花が引き立つ場所や、どうしたら鳥が楽しく遊んでいるように見えるかなど、ご入居者さまが見たときに温かい気持ちになることを願い、丁寧に作業をすすめた茂原さん。より良く見せるための配置を考えながらシールを貼るのは、とても苦労したそうです。
ご入居者さまからも好評で、立ち止まってご覧になっている姿をよくお見かけするそうです。
ウォールステッカーのおかげで、歩行器を使用されている方が「いつも床ばかり見ているから、こうやって高い位置にあると身体が伸びるわ」と笑顔でおっしゃってくださったり、絵画がご趣味の方が「目の保養に良いねぇ。アイデアいただくよ」とデッサンをされたり、ご入居者さまからたくさん喜びの声をいただいていますとホーム長が教えてくれました。
スタッフのアイデアでホームが明るくなるなんて、とても素敵ですよね。
SOMPOケア そんぽの家S武蔵野の「ホームだより」は、ほぼ毎日更新しています!
ぜひ一度、訪れてみてはいかがでしょうか。
https://www.sompocare.com/service/home/satsuki/H000343/message/
「うちのホームでも、こんなことしたら雰囲気が明るくなった!」など、情報やアイデアがあれば、広報部へご連絡ください!