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特集
2024.02.28

第9回(2022年度)社長賞 受賞者インタビュー第4弾

このコーナーでは、2022年度 社長賞を受賞した13組の事例を5回にわたり紹介します。

SOMPOケア社長賞とは、当社における社内表彰制度の最高栄誉に輝く賞のひとつとして、サービス品質の向上、地域連携、業務効率化およびES向上(従業員満足度)などにおいて、他の模範となる成果を生んだホーム・事業所・職員を表彰します。

社長賞授与式の記事はこちら↓

第9回「社長賞」授与式が開催されました!

 

代表者の方にインタビューさせていただきました🎤

SOMPOケア 中部第1事業部 

そんぽの家S新瑞東ホーム長 原田 美智子さん 【団体受賞】「チャレンジする組織づくり」

 

取組み時のエピソードを教えてください

前任の部長着任時に、「福祉に関する諸課題に対し、適切に応え続けられる強い組織を構築したい」と宣言があり、下記のような定性目標が掲げられました。

■対話のしやすい環境づくり

■個々が能力を発揮できる場づくり

■働き甲斐を感じる関わり

■メンバーが担当を超えた協力を行う仕組みづくり

変革には時間もかかりますが、長期の取り組みとして、大きな目標を掲げることでチームとしての意識づけが高まったのだと思います。

メンバーの意識が適切な方向へ進めるよう常に目標が共有され、事あるごとに「チーム」という言葉が聞かれるようになりました。「任せるところはしっかり任せる」、「必要な部分はサポート体制を整える」といった協力体制のなかで業務が進められているように感じました。

メンバーそれぞれの良いところを活かすことで、モチベーションも上がるという考えのもと、チームの中でそれぞれが役割を担うようになり、徐々に私自身も1ホームの担当者という感覚から、エリアの担当者としての自覚を持つようになりました。

 

受賞を受けての感想と今後の目標について

このたびは、中部第1事業部としての取り組みに対し、高い評価をいただけたこと誠にありがとうございます。非常に嬉しく感じております。数年間取り組んできたことで、管理者各々が、「個」の動きのみで成り立っているのではなく、連携によって、更なる高い成果を生み出すことができるということをしっかりと理解できました。

一人では達成が難しいことも、お互いが協力し合い情報を共有することで、組織として仕事ができているといまは感じることができています。

今後も、更なるチャレンジのマインドに結びつく組織に成長していくために、私自身もポジティブに頑張っていきたいと考えています。

 

SOMPOケア 名古屋第2 居宅介護支援

SOMPOケア 名古屋第2居宅介護支援 ケアマネジャー 佐野 泰一さん 【団体受賞】在宅から施設までのチーム力で地域連携

取組み時のエピソードを教えてください

「地域の皆さんに向けて介護のことが学べる機会を作れないですか」とご家族さまからご依頼を受けたことをきっかけに今回の取組みが始まりました。そのお声をいただいてから、ご希望にお応えるするため自分なりに下調べやスケジュール確認、企画案作りなど、近隣のホーム長、副ホーム長等にも協力いただきながら準備をしてきました。

ついに「サービス付き高齢者向け住宅と特定施設の見学及び介護保険勉強会」と題して勉強会を開催しました。参加いただいた地域の方からは、「実際の施設を見学できたことや介護保険のことなど介護についての知らないことを色々学べて良かった」「こんなに丁寧に教えていただけてこと、本当に嬉しく思います。ありがとうございました」など、お礼のお言葉をいただくことができました。今回の取組みが、地域の方との交流を促進し、地域連携の良い機会となったのではないかと思います。

 

受賞を受けての感想と今後の目標について

このような名誉ある賞を受賞できたこと、とても嬉しく思います。本当にありがとうございました。

これも、取組みに関わっていただいた皆さんの協力とサポートがあったからこそだと思っています。地域連携第1弾として、2022年12月に勉強会を開催し、2023年の6月には、地域連携第2弾として、より在宅介護に特化した「在宅介護勉強会(介護保険制度や相談窓口などについて)及び質問相談会・福祉用具体験会」を開催しました。

今後は、地域の皆さんのご要望に応じて、第3弾、4弾と開催していきたいと考えています。更に地域の方との交流、地域連携を促進していき、SOMPOケアが地域資源としての役割をしっかりと果たしていけるよう、取組みを継続していきたいと思います。

 

そんぽの家十番町 

そんぽの家十番町 看護師 伊藤 佳代さん 【団体受賞】「医療行為が必要あっても「どうやったら十番町で対応できるか?」を考え、気付きを大切に多職種連携を図ることで、SOMPO流の介護を実践しているチーム」

 

取組み時のエピソードを教えてください

病院での治療が一段落して、いよいよ退院となった時、その後の生活の不安は計り知れないものがあります。その受け皿として私たちのホームは可能な限りの医療行為を全面的にサポートさせていただいています。

社内外のスタッフの協力のもと、特に短期間で生活能力が著しく向上した方の取り組みについて、当時のホーム長から、一連の援助の成果を発表してはどうかと提案があり、大急ぎで資料をまとめました。当時は、ご利用者さまの「良くなりたい」という気持ちが強く、私たちの方が付いていくのに必死だったと思います。どうすればご本人さまが納得のいく成果を得られるかをいろいろな方に相談しながら、試行錯誤を繰り返していくうちに、どんどん回復していかれる様子は、ご本人さまはもとよりご家族さまも目を見張るものがありました。

成果が目に見えることで、スタッフの意識が「業務をこなす」から「回復に向けて伴走する」に変化したように見えます。

 

受賞を受けての感想と今後の目標について

今回の受賞は当然のことながら、私一人の力ではありません。困難な場面でも淡々とプラン通りに援助を実行してくれた施設内外のスタッフ全員に感謝を伝えたいです。また、今回、厚労省に当ホームの取組みを取り上げていただけたことで、介護施設でも病院に劣らない医療が継続でき、穏やかな最期を迎えられるということを多くの方に知っていただけたことに喜びを感じます。

ご入居者さまのご希望にできるだけ寄り添えるよう、さまざまな専門家の方からの的確なアドバイスをいただくことで偏った考えや方や視野が狭まることなくアプローチができ、これまでに多くのご入居者さまから感謝のお言葉をいただきました。これからも、今回の受賞に驕ることなく、新しい医療技術が介護施設に取り入れられる手段を探り、ご入居者さまにとって最善の方法は何かを考え、常に成長と挑戦ができるホームを目指していきたいと思います。またスタッフの育成にも積極的に携わりたいと思います。その時は各方面のエキスパートに「どうしたらいい?」と思い切り甘えるつもりですけど(笑)

 

次回は第5弾!お楽しみに!

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ABOUT USこの記事を書いた人

小野 真由美
「WATCH!」担当。
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