『WCA2023在宅』(第2期生)第3回
2023年7月12日、『WCA2023在宅』(第2期生)の第3回が、Future Care Lab in Japanで開催されました。第3回にして、初めてのリアル開催!北は札幌(北海道)から、南は西宮(兵庫県)まで、13名のメンバーが集まりました。
今年5月にスタートしたWCA2023在宅ですが、これまでオンラインで2回顔を合わせているので、リアルでの“再会”に皆さんすぐに打ち解け和気あいあいと和やかなムードで始まりました。
【WCA在宅スローガン】SOMPOケアの在宅介護のあるべき姿
その人らしい笑顔あふれる生活を支える
SOMPO流 未来の在宅介護への挑戦
『WCA2023在宅』とは
Washimi Challenge Academy(鷲見チャレンジアカデミー)は施設部門・デイサービス部門・在宅部門があり、選抜メンバーが社長である鷲見さん直轄で、1年間をかけてさまざまな取組みを実施します。
WCA2023在宅では、「未来の在宅介護」実現のため、「介護の仕事New3Kを具現化し浸透させる」ことを目指し、在宅サービスのさらなる強化に向けた仕組みづくり、先進的な取組みにチャレンジしています!
1期生(昨年度)は訪問介護・居宅介護支援からの選抜メンバーでしたが、2期生(今年度)は訪問看護・居宅介護支援のメンバーで構成されています。
鷲見さんと一緒に、指でWポーズを作って笑顔の皆さん
『介護の仕事New3K』から、以下3つのテーマで取組みを実施
①【価値ある】自立支援のため未病・重度化予防へ挑戦
②【変えていく】ICTの活用による介護品質・生産性の向上へ挑戦
③【感動できる】自立支援としての在宅ACPへ挑戦
13名のメンバーがそれぞれ3つのうち1つのテーマに取り組み、それぞれが現場で実践してきた結果を、この日は一人ずつ発表しました。
発表後は、A・Bの2チームに分かれて、実際に起こった問題や見えてきた課題をどのように解決していくのがベストか白熱したディスカッションが行われ、リアル開催ならではの盛り上がりを見ることができました。
Aチームの発表
在宅で生活を続けるためには、一番に何をしたら良いかをケアマネと看護師が連携し考えることが重要。早いうちから訪問看護の導入をすることでご利用者さまの健康寿命を延ばせる可能性もある。更に主治医からアドバイスをもらい、ご本人、ご家族さまに理解してもらうことも大切。実際にこの方法で訪問看護の新規利用者を増やすことができた事業所もあった。
Bチームの発表
訪問看護の必要性についてチラシやフローチャートを作成してもご利用者さまにご理解いただけない場合は、ケアマネと看護師が同行して説明を行う。
更に認知症カフェや子ども食堂などを開催することで、地域の人にも訪問看護などを活用することで在宅生活を続けることができるということを知ってもらうことも大事、などの意見が出ました。
最後に、鷲見さんからメッセージが贈られました。
皆さんの発表を聞いて改めて思ったことは、在宅における未病、予防への挑戦のためには、ケアマネジャーを中心に看護師や地域包括の皆さんからの意見も踏まえ、チームとしてご利用者さまについて話し合えることがとても大切だということです。
今回3回目でやっとリアルに皆さんとお会いするができて、しっかりと取組みを実践し、今日のために準備して発表する皆さんの姿を拝見して、大変心強く思いました。
午後のグループワーク前、鷲見さんも一緒に昼食を食べ、和やかなひと時
WCA在宅は月一回のペースで開催していますが、今後第4回から第8回まではオンラインを中心に開催し、最終回にあたる第9回は、またリアルでの開催を予定しています。